西太后や毛沢東も愛した究極の包子！ 天津の名店「狗不理（ゴウブウリ） 」が池袋西武にオープン！
写真上：包子のおすすめの食べ方は、まず一つ目はそのまま何も付けずに食べ、2つ目以降からテーブルに備えてある酢醤油のタレを付けて いただくのだそう。そのまま食べるのと一風変わった味わいが楽しめる。
清朝のころ、狗子（ゴーズ）と呼ばれる青年が作る肉まんは、そのあまりの美味しさに行列ができるほどの人気となった。彼はお客さんのご機嫌を取るよりも美味しさを優先し、「狗子は忙しくて誰も構えない」と言われ、これが略されて彼の店は「狗不理（ゴウブウリ）」と呼ばれるようになったという。包子（パオズ）は、豚や鶏などからとったコクの深いダシをたっぷりと煉りこんだ、とろけるように柔らかい餡を特別な生地で包み、ひとつふとつ 蒸籠で丁寧に蒸し上げられる。そとはモチモチで中はジューシーのこの包子は、天津の三大名物と称せられ 、今なお中国の人々に愛されている。門外不出のその調理法は、天津市の無形文化財にも認定されており、美食家として名高い西太后や中華人民共和国の建父として知られる毛沢東をはじめ、中国の歴代トップたちもその味を賞賛してきた。
6月2日にオープンした池袋西武店では、名物の狗不理包子に肉、野菜、海鮮、角煮の4種を用意し、それぞれ1個210円 で提供され、4個からテイクアウトも可能だ。そのほか、「海老とフルーツのマンゴーマヨネーズ和え」などのオリジナル料理に「彩り野菜のオリーブ油炒め」といった定番料理から、コラーゲンたっぷりの「フルーツジェルサラダ」、「五目焼きそば」や「腸詰入り醤油炒飯」などの馴染み深い人気料理など多彩なメニューを取り揃える。女性にとって嬉しい美容メニューも多数あり、キンモクセイのゼリーとフルーツ、きくらげ、ナツメの色鮮やかなデザート「薬膳ゼリー」や、ドリンクでは「潤肌美酒 35°」「コラーゲンハイビスカス＆サンザシ酒」などのアルコールなどもおすすめだ。
本国の中国メディアからも注目の日本初出店の「狗不理」。ぜひ、あなたも名物の包子を堪能してみて欲しい。
■狗不理（ゴウブウリ）
東京都豊島区南池袋1-28-1 池袋西武百貨店8F Tel：03-3989-1653
営業時間：11：00〜23：00（L.O 22：00）
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