大自然と一体化するプログラム 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

特別名勝にも指定される日本屈指の景勝地、奥入瀬渓谷。季節が移り変わるごとに、違った表情を見せる渓流の河畔に建つ唯一のホテルが、奥入瀬渓流ホテルだ。渓流のせせらぎ、鳥たちのさえずり、自然が織り成す四季折々の色と香りなど、独特の自然環境が見せるさまざまな事象が、あなたをとりこにすることだろう。

新たなるパワースポットへ
地元では昔から、樹が三本に別れる三頭木には神が宿るといわれている。奥入瀬渓流ホテルにほど近い奥入瀬の山中に、その三頭木が生えているパワースポットがある。その木とは、2007年に発見されたばかりの日本一のブナの巨木「森の神」。平均寿命は約200〜300年といわれる中で、「森の神」の樹齢は推定400年。幹の太さは一周6.01m。日本一といわれる巨木は、青森の自然の豊かさを象徴する存在と言えるだろう。3本に分かれた幹は、空に向ってすっくと伸び、数多くの葉を茂らせながら、神々しいまでの生命力をみなぎらせている。
森の中でこの神秘的な樹と向き合っていると、自然と、地球と、そして自分自身との対話が生まれてくる。長年にわたり、森を見守ってきた巨木までは、奥入瀬渓流ホテルからガイドスタッフが案内するツアーも毎日開催しているので、この機会に、静寂で神聖な時間をすごす喜びを感じてほしい。
そのほか、奥入瀬渓流には、銚子大滝、馬門岩といった神秘的な風景を見られる場所も点在している。十和田湖の十和田神社とともに、パワースポットと人気を集め始めているので、一度足を運んでみては。

朝の渓流で深呼吸

奥入瀬渓流ホテルに宿泊した翌朝、ぜひ出かけてほしいのが、早朝の散策だ。通の間で知られているのは、この場所が最も美しいのは朝だということ。木々の間から差し込む木漏れ日、小鳥のさえずり、川面に走る朝霧、そして観光客で賑わう前の深い静寂。そんな極上のひとときを、ひとりじめできるからだ。これは、渓流河畔にたたずむ唯一のホテル、奥入瀬渓流ホテルだからこそ体験できること。

渓流に面したホテルの庭でいただける「メイプルリーフ」での朝食、散策をしてから渓流の森でお弁当を食べる「渓流で朝食を」（渓流美を楽しめる清流コース、滝を眺める瀑布コース、9kmの距離をじっくり歩く満喫コースから選べる）、颯爽と風をきってMTBで渓流沿いを駆け抜ける「MTB早朝ツーリング」など、奥入瀬の自然に浸りきることのできる極上の朝のひとときは別格。ぜひ滞在中に、自分らしい渓流の愉しみ方を見つけて。

この宿ならではの滞在を
奥入瀬渓流ホテルは、渓流散策の拠点に絶好のロケーションであるだけでなく、青森の自然の恵みを体感しながら滞在を楽しめる場所。渓流に面した露天風呂では、八甲田山中から湧き出る良泉を堪能。くつろぎのスペースであるラウンジ「森の神話」には、岡本太郎がこの地の自然美に感銘を受けて製作したという巨大暖炉が。「森の神話」では、青森りんごのペーストとりんごのはちみつをじっくり煮込んだ「奥入瀬りんごカレー」（サラダ付きで1,200円）や、「幸福林檎のミルフィーユ」(1,000円)、「りんごのクリスタル」(800円)、「森のアップルパイ〜春バージョン〜」(1,200円)、新設のお酢バーではりんご酢と名水・南八甲田の湧き水で作ったドリンク（500円）など青森りんごにこだわった特別メニューも味わえる。ディナーは、料理人たちがその場でできたてを提供してくれる目前調理が人気のバイキングを。青森自慢の食材、せんべい汁をはじめとする名物をふんだんに盛り込んだ贅沢な夕食は、好みや味にうるさい人でも、お箸が泊まらなくなることだろう。
ひと味違ったディナーを愉しみたいなら、「八甲田星空ディナー」という選択も。青森の食材を使ったフランコジャポネーズのコースを、雄大な八甲田に広がる満点の星空の下、キャンドルライトだけでいただくスペシャルディナーだ（宿泊代金とは別に5,250円〜9,450円）。宇宙の中に飛び込んだような浮遊感を愉しみながら、絶品料理に舌鼓を打つこと間違いなし。家族の記念日に、またプロポーズのためにと、特別なシチュエーションのために、予約を入れる人も多いとか。奥入瀬渓流ホテルで過ごす特別なひとときを、より感動的なものにしてくれそうだ。

奥入瀬渓流ホテルでは、この土地ならではの大自然を堪能するための様々なアイディアを用意してくれている。独自のホスピタリティーに触れ、イマジネーション溢れるプログラムに参加すれば、青森県の持つ多彩な魅力を体感することが出来る。自分好みのプログラムを見つけたら、青森での旅に期待しうる最高の体験に、心躍らせる準備を始めて。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
Tel：0176-74-2121