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3月にクリスチャン・ディオール(Christian Dior)を解雇されたジョン・ガリアーノ(John Galliano)が、リハビリ施設を退院したと報じられている。ガリアーノは同ブランドのヘッド・デザイナーを務めていたが、2月末にパリのカフェで一般人カップルに人種差別的な発言をしたとしてパリ・ファッション・ウィーク直前に解雇された。この騒動に続いて、ガリアーノの反ユダヤ的な言動を収めたビデオ映像が流出。ガリアーノはその後、米アリゾナ州のリハビリ施設でアルコール依存症などの治療を受けているのではないかと噂されていた。

一部の報道によると、ガリアーノは11日に施設を退院。ロサンゼルスの空港に姿を現したガリアーノは帽子と大きなサングラスで顔を隠していたが、顔色は青白く疲れた様子だったという。空港に居合わせた人々に解雇についてコメントを求められたガリアーノは終始無言で、1人の男性に「サイテーの人種差別主義者!」と罵声を浴びせられていた。ガリアーノは3月に今回の騒動について「悪意はなかった」と謝罪したが、反ユダヤ的な発言をしたことについては否定している。

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