フランスで人気フロマジェリー来日！ ヴィルジニー・ブラルア Virginie Boularrough インタビュー
――チーズ作りに取り組むきっかけは？
「我が家は代々チーズ製造業者で、私も祖父母にマルシェ（市場）に連れていかれ、小さい頃からチーズに触れて育ってきました。しかし、最初からチーズ製造者になろうと思っていたわけではなく、英語とスペイン語を通訳翻訳高等学院（ISIT）で学び、一度は通訳者として企業に勤務していたのです。でも「自分の生活にチーズがない！」とある日気づき、ベルサイユでチーズ店を経営する両親から離れて、16年前に自分でパリにお店を構えました。両親は学業をキャリアに活かさないことに、当時は反対でしたので」。――パリのお店はとても古いチーズ店を買い取られたとか。
「そうなんです。200年ほど前のお店で、チーズ熟成室を備えていることが購入の決め手でした。パリにはチーズの専門店が100店ほどありますが、チーズ熟成室があるお店はわずか8店舗のみ。「シェ・ヴィルジニー」はそのうちの1店なのです」。――チーズ熟成士としてのお仕事は？
「チーズがおいしくなるまでの管理が仕事で、ひっくり返したり、ブラッシングしてきれいにしたり、それぞれチーズ熟成士によってやり方は違いますが、おいしいチーズを作るのに欠かせないステップです。また、私は「フロマジェリー＝品質の責任者」として、生乳を取る動物たちの生活状態や餌を確かめに現地に赴くのも大切な仕事の一部です」。Chez Virginie
シェ・ヴィルジニー
54 rue Damremont 75018 PARIS
Tel：＋33（1）46 06 76 54
www.chezvirginie.com
――チーズ作りにおける今後の夢を教えて。
「チーズは人間が発明した最も古い発明品の一つと言われていますが、保護活動をしないとチーズ職人は残っていけません。消費者に対しチーズに関する教育をする一方で、チーズ熟成士養成スクールを経営をしたり、私自身も受賞したフランス最優秀職人賞（NOF）の審査員も務めています。おいしいチーズが作れる若いチーズ熟成士が育っていってほしいですね」。チーズを食べるときには、まず眺めて、触って、チーズ熟成士の思いを感じながら、ぜひ五感を使って食べてみたい。＞＞＞チーズの奥深き世界へ
“フランス産フロマージュ テイスティングセミナー”レポートはこちら
薫り高く味わい深いフロマージュ。ちょっと贅沢に友人や大切な人をおもてなししたい時や、自分のご褒美に、美味しくて心豊かになるフロマージュ・タイムを楽しみたい。それはワインと同じように、大人の女性の嗜みのひとつ。フロマージュの知識や魅力、レストラン情報、そして本場フランスのお洒落なグッズなど、知っておきたいフロマージュにまつわるコンテンツが満載の「Fromages de France 〜Treat Yourself〜」（フロマージュ・ド・フランス 〜自分にご褒美を〜）では、5月31日までオンラインプレゼントキャンペーンを実施中！
プレゼントにはフランスへの航空チケットのほか、自宅で手軽にチーズやチョコフォンデュ料理を楽しめるル・クルーゼの「ミニ・フォンデュセット」や、Metrokaneのスタイリッシュな「チーズナイフ＆ボード」、様々なフロマージュを盛りつけられるL’ATELIER DU VIN「チーズプラトー」など、フロマージュを楽しむためのグッズが抽選で当たる。ぜひあなたも素敵なアイテムをゲットして、自宅で友人を招いてフロマージュ・パーティを楽しんで！ キャンペーンへのご応募は“こちら”から。
【当選者プレゼント】
・エールフランス航空の日本〜フランス往復航空チケット（1組2名様）
・ル・クルーゼ「ミニ・フォンデュセット」（2名様分）
・ Metrokane「チーズナイフ＆ボード」（3名様分）
・L’ATELIER DU VIN「チーズプラター」（3名様分）
キャンペーンページ：https://www.fromagesdefrance.jp/campaign/
※上記ページへアクセスし、応募フォームに必要事項を書き込み「確認」をクリック！
（キャンペーン期間：2011年3月9日〜5月31日）
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