切実な想い


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「親が行動しないと子どもに普通の幸せを与えられない」…。

息子に対し、行き過ぎた愛情と考えに取り憑かれた母の行く末は?

土井家の長男・こうたは、未熟児として生まれ、体が弱く自己主張もあまりしないタイプ。そんな息子に対して「特別じゃなくても普通の幸せをつかんでほしい」と願う母のくるみは、とあるきっかけで息子が小学校内でクラスメイトから下に見られがちなことを知ってしまいます。

そんな矢先、ママ友に振られた話題からこうたの中学受験を決意。受験勉強を頑張る息子のために様々な情報を仕入れてきますが、その思いが我が子を、そして家族を次第に追い詰めていき…。

母の「子どものため」という思いが、本当は子どもを傷つけてしまっていたとしたら?

親子の関係性における葛藤を描いたエピソードをお送りします。

※本記事はしろやぎ秋吾著の書籍『すべては子どものためだと思ってた』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


■中学受験してみる?

クチコミも酷い言われよう…


なにも知らなかった…


スマホで


検索していくと…


偏差値重視ってだけじゃない…


早めに気づいてよかった…


え?


急いだ方がいい?


私立中学ってどう思う?


じゃあそこにする


行ってみる?


そういうところが心配なんだよ


中学受験しないのかってうるさくて


お義母さんが決めないでよ


ちゃんと考えてるわよ


枯れたひまわり


安心してください


塾に通うのも初めてなので


親が力になれることってありますか?


そこまでです


疲れたー


ちょっと本屋よらせて


一番下のクラスになった


そのためならなんでもする


著=しろやぎ秋吾/『すべては子どものためだと思ってた』