「私、もう女として魅力ない?」レス離婚を考える40歳妻、37歳未経験の女性…それぞれの選択<漫画>
主人公は、40代、30代、20代とさまざまですが、悩みや願望の根底は皆同じ。それは、あなたに触れたいだけ、という切なる思いです。もがきながら懸命に生きる中で、彼女達が見つけた答えはなんだったのでしょうか。
葉月(はづき、40歳)と洋(よう、42歳)は、結婚歴10年以上の子なし夫婦。今も仲が良い2人ですが、妻の葉月は離婚も考えています。なぜなら、セックスレスが耐えられなかったから。
夫の言い分は、体の関係について「そんなに大事? 一緒に暮らして、飯食って、平穏だったら、それでいいじゃないか」。片や葉月は、「ただ同居しているだけだったら、私は家政婦と一緒じゃん」。とはいえ、洋も多少は家事に協力的ですし、根本的な問題からはズレているのです。
お互いを気遣うからこそ、それぞれが本音を隠して会話をしています。そんな空気を肌で感じつつ、体だけではなく心までがすれ違っていく2人。
「葉月と結婚して幸せだったよ。別れたいと思ったこと一度もない」「葉月はいつだって奇麗だよ」
洋の言葉に嘘はないとわかっていても、何度も絶望を経験した葉月は、やはり別れを選ぶのか――。
思い合っているのにどうして? と読者としては歯痒くなりますが、2人が共に胸にしまっていたのは、あるひとつのトラウマでした。このくだりは、読んでいて胸がギュッとしめつけられます。
◆訳知り顔の私は、実は恋愛経験ゼロ
〈動く人生相談所〉との異名を取る女性、寺西響(ひびき、37歳)。今日も会社の人々から悩み相談が尽きません。主な内容は男女関係。訳知り顔で解決策を見出す響は、実は経験ゼロなのです。
男性に興味がないわけでも、付き合った経験がないわけでもない。ときめきたい気持ちも、性欲だってある。なんとなく、そういったチャンスが目の前で流れていってしまっただけ。
でも、推しがいればハッピー。仕事もあるし、友人もいる、この生活が悪いわけじゃない、恋愛がなくても困らない。響に共感する女性は多数いるでしょう。ある意味、自由で気ままな人生です。でも、響はふと思うのです。
〈皆がしたことがあって、私だけが経験がないこと。どんな気持ちなんだろう〉
