「ちちんぷいぷい」はオナラの音!?


日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!

そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。

■「ちちんぷいぷい」はオナラの音!?

古くからあるおまじないの言葉に、「ちちんぷいぷい」がある。この語源には諸説あり、春日局(かすがのつぼね)が、幼少期の徳川家光を鼓舞するために言ったとする説、「智仁武勇(ちじんぶゆう)は御世(ごよ)の御宝」が変化したとする説のほか、面白いところでは昔話『屁こき爺』に由来するという説がある。

昔々、日本一のオナラができると出まかせを言ってしまったお爺さんが、殿様の前で必死の思いでさまざまな音色のオナラを披露したところ、最も見事だったのが「ちちんぷいぷい」という音色だった。これに感心した殿様が褒美(ほうび)をくれたことから、よいことを招き入れるおまじないの言葉になったという。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』