農業系動画クリエイターが“バズるため”のヒントを講義！殿場市で農業・農家体験を開催
2024年8月21日（水）に、アントレプレナーシップ教育（起業家教育）を軸とした高校生向けの社会課題解決プロジェクト『GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 powered by TGC』の第2回目となるイベントが開催された。
『GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 powered by TGC』
農業系動画クリエイターが“バズるため”のヒントを講義
第2回目となる今回は、シビックプライド醸成の一環としてSNSプログラムセミナーを開催し、SNSの基礎知識やバズるためのヒントを講義。さらに2組の農業系動画クリエイター農家の孫まっち、ASOBI農園を講師に招き、農業をSNSで発信したきっかけや、TikTokでバズる動画の作り方とテクニックなどについてエピソードを交えてアドバイスし、効果的なプロモーションの仕方を講義した。
農家の孫まっちは「美味しい野菜を知ってもらいたいという想いからすぐに動画を撮って投稿できるTikTokを始めました。自分の力で発信して販売できることが大きな魅力で、安心安全、生産者の想いや過程を伝えることができるのがSNSの魅力です。農家の可能性は無限大、今後さらにフォロワーを増やし、SNSを通じて出会う企業や農家さんと関わって仕事をしていきたいです」とコメント。
ASOBI農園は「同級生3人の若手農家というところが強み。オリジナルな部分を全面的に出して投稿しています。まだまだ農家でSNSを発信しているところは少ないので、興味を持ってもらいやすいです。ひとりでも多くの人に農業について知ってもらい、今後は若い世代のサポートもしていきたい」と話した。
セミナーを終えたプロジェクトメンバーは、富士山の恵みである清らかな二子水神の湧水を見学し、御殿場の農業を支える豊かな「水」について学んだ後、雨が多く、酸性の土壌が作物を育てるのに合っているという御殿場市で農業を営まれている農家民宿へ伺い、ブロッコリー・キャベツの苗植えや、きゅうり・茄子・おくら・ブルーベリーなどの収穫、薪割りなど農家の仕事を実際に体験。
民宿では、採れたて食材を使った昼食が振る舞われた。
課題解決に向けたディスカッションを実施
2回目となるアントレプレナーシップ講座では、1回目に続き、ワークショップデザイナー長谷川直紀氏、スピーチトレーナー永楠あゆ美氏による「自ら考え、行動し、発見する。」アントレプレナーシップ醸成に関する講座を実施。初回に出された「農業関係者の方へインタビューをする」という課題をグループ内で共有・深掘り・分析した結果を発表し、課題解決に取り組み、第2回目の『GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 powered by TGC』は終了した。
Information御殿場市Webサイト：御殿場の未来を担う若者を育成！GOTEMBA MIRAI PROJECT 2024 powered by TGC
