スーパーで出会った店員の対応に「この人、伸びるー」と確信!日常に潜む些細な幸せをすくい取るエッセイ漫画に反響続々【作者インタビュー】
日常の中のふとした瞬間に訪れる些細な幸せや、思わずクスリとしてしまう出来事を描いたおしそ(@_______aona)さんのエッセイ漫画が話題を集めている。子供のエピソードが描かれることが多い本作だが、今回はスーパーへイカリングを買いに行った際のエピソードなどをピックアップ。併せて、作車のおしそさんに制作の裏側などをインタビューした。
■「誰かのどうでもいい、なんでもないことしか見たくない、のタイミングに入り込めたら」(おしそさん)
エッセイ漫画を描き始めたきっかけについて、おしそさんは「子どもが産まれてから、暗いニュースやいつも誰かが誰かを責めているSNSなどを見るのが辛くなって離れた時期がありました。しかし、家族以外との関わりがほとんどなくなってしまうことも寂しく、夫がiPadを買ったときに『何でもいいから始めてみよう』と、お絵描きアプリをダウンロードしたことが始まりでした」と告白。
今回取り上げたスーパーでイカリングを探していたときの話は、X(旧:Twitter)で7.5万いいねが付くなど話題となったが、「店員さん側の意見、お客様側の意見、たくさんのお声を頂きましたが、この店員さんに感じた優しさやかわいらしさ、『また行きたくなる』という共感の声も多く、うれしく思っています」と明かしてくれた。
最後におしそさんは、「写真や動画に残せなかった日のこと、ほっこりしたこと、大きなひとりごとのようなものばかりを細く長く続けたいと思っています。誰かのどうでもいい、なんでもないことしか見たくない、のタイミングに入り込めたら幸いです」と、読者の方へメッセージを送った。
取材協力:おしそ(@_______aona)