シンプルなサラダにも彩りが加わる、トマトジュースベースのドレッシング/レシピ考案/小田真規子 撮影/澤木央子

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大きなペットボトル入りのトマトジュースを買うと、飲みきれないことはありませんか?

【画像で確認】暑い日の箸休めにぴったり!トマトジュースで「加熱不要のラクチンピクルス」

そんな時には、料理に使うのがおすすめ!

「トマトジュースはただ飲むだけじゃもったいない!

生のトマトよりも、トマトジュースには、紫外線や暑さによるストレスから体を守ってくれる抗酸化作用があるリコピンが多く含まれています。

甘みと酸味のバランスが良く、程よいとろみがあって、調味料としても活躍しますよ」(小田真規子さん)

▶︎教えてくれたのは

小田真規子さん

料理研究家、栄養士。雑誌、書籍、テレビなどのメディアをはじめ、企業の商品・レシピ開発などでも活躍中。誰でも簡単で確実においしくできる、アイディアあふれるレシピの提案に定評がある。

■トマトジュースはドレッシングにうってつけ [/HEAD] 

「トマトジュースにオリーブ油、酢、塩、こしょうを混ぜるだけで、トマトドレッシングに!

もともと、とろみのあるトマトジュースですが、オイルと組み合わせることでさらにとろりとし、野菜によくからみます」

【材料・作りやすい分量】 *1/4量で57kcal/塩分0.7g

・トマトジュース(食塩不使用)…大さじ4

・オリーブ油…大さじ2

・酢…大さじ1

・塩…小さじ1/2

・こしょう…少々

「サラダの野菜を盛る器に、あらかじめにんにくをこすりつけて香りをつけておくと、おいしさがワンランクアップします!

お好みのオイルやビネガーに変えて作ってアレンジしても」

*  *  *

「トマトジュースに酢を混ぜれば、ピクルス液に変身!

甘みがあるから砂糖は加えなくてOK。加熱する必要もありません」

[HEAD]トマトジュースで作る 加熱不要のピクルス

【作り方】

きゅうりは乱切りに。セロリは茎を斜め切りにし、葉は食べやすく切ります。きゅうりとセロリを合わせ、塩をまぶして約10分おき、トマトジュースと酢を混ぜたピクルス液に漬けるだけ。冷蔵庫で1時間以上冷やせば食べごろです。

加熱不要のラクチンピクルスは3〜4日間冷蔵保存できるので、きゅうりやセロリを大量消費したい時にもいいですね。

トマトジュースを調味料として使うアイディア、ぜひ覚えておいてください!

レシピ考案/小田真規子 撮影/澤木央子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 

編集協力・文/singt