【難読】なんて読む?「賽子」の正しい読み方

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本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「賽子」の読み方です。

“さいこ”?なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

■「賽子」の読み方は?

「賽」は賽銭箱と読むので、“さい”という読み方は分かる人もいるでしょう。「子」は“こ”、“し”と読みますよね。

では、二つを合わせて“さいこ”や“さいし”と読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さいころ”と読みます。

■「賽子」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「賽子」の意味は以下のように解説されています。

さい‐ころ【×賽▽子/骰=子】

「さい(采)1」に同じ。「―を振る」

そこで、「采」を確認してみると以下のように解説されていました。

さい【采/×賽】

1 双六 (すごろく) ・ばくちなどで用いる小さな立方体の道具。六つの面に一から六までの目が記してあり、投げ転がして上面に出た数により勝負を決める。さいころ。一天地六 (いってんちろく) 。

読み方が難しいですが、“さいころ”と読むんですね。カタカナで表記されることが多いので、漢字は初めて見たという人が多いでしょう。

■読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「賽子」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字から読み方を想像するのは難しいですが、言葉自体は身近なものでしたね。

“さいころ”と読む漢字には、他に「骰子」というものもあり、こちらも「子」を“ころ”と読みます。もしかしたら他にも身近な漢字に、実はまだ知らない読み方があるかもしれませんね。

(ななしまもえ)

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