映画『エルヴィス』のエルヴィス・プレスリー役でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ドラマの部)を受賞したオースティン・バトラー。雑誌『ハリウッド・リポーター』が企画した俳優たちによる座談会で、元恋人のヴァネッサ・ハジェンズからプレスリーを演じるように勧められていたことを明かした。

オースティン曰く「バズ・ラーマン監督がエルヴィスの映画を作るという話を聞く1か月前、ある友達とクリスマスのイルミネーションを見に行ったんだ。そのとき(車の中で)ラジオからエルヴィスのクリスマスソングが流れてきた。それに合わせて歌っていたらその友達が僕を見て『エルヴィスを演じるべき』と言ったんだ。僕は『そんなの無理だよ』と答えた」。その数週間後「ピアノを弾いているとき、同じ友達がその場にいた。彼女は『私は真面目だよ。どうやったら脚本の権利が獲得できるか考えてみて』と言った。そうしたらエージェントから電話があってバズ・ラーマンがエルヴィスの映画を作ると言われたんだ」。

オースティンは名前を出していないけれど、この友人は当時の恋人ヴァネッサ・ハジェンズ。彼女も2019年に出演したテレビ番組でこのエピソードを明かしていた。ちなみにヴァネッサによると「元々の彼はブロンドだけれどそのときは髪を黒っぽく染めていた」。エルヴィスのようなダークヘアで彼の歌を歌うオースティンを見て、エルヴィス役にぴったりだと思ったという。

残念ながら2020年1月に破局してしまったオースティンとヴァネッサ。オースティンは2021年12月頃からカイア・ガーバーと交際をスタート、順調に愛を育んでいる。ゴールデン・グローブ賞授賞式でもレッドカーペットでは2ショットを披露しなかったものの、バックステージでは受賞したオースティンを祝福するカイアが目撃されていた。あるフランス人ジャーナリストがSNSに投稿していた。

オースティンはSAG賞(全米映画俳優組合賞)にもノミネートされ、アカデミー賞の候補になるのも確実と目されている。このアワードシーズンにカイアとどんなシーンを見せてくれるのかも楽しみにしたい。