簡単ポーチドエッグの技を伝授!「ポーチドエッグとほうれん草のソテー」/(C)三國 清三

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「料理レシピ本大賞 in Japan 2022」の「プロの選んだレシピ賞」を受賞し話題となっている、三國清三シェフによるレシピ。おうちでラクしてごちそうが食べたい人にぜひ紹介したい、フレンチの巨匠によるテクニックをお教えします。

【画像を見る】簡単ポーチドエッグの黄身がとろ〜りおいしい「ポーチドエッグとほうれん草のソテー」

「簡単なのにお店の味!」「料理がたのしくなった!」「失敗しないコツが勉強になる!」などユーザーからも大反響!

毎日の食卓をおいしく華やかに彩るレシピをぜひ真似してみてください。

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■ポーチドエッグとほうれん草のソテー

簡単ポーチドエッグの技を伝授!

みなさんポーチドエッグは難しいと言いますが、失敗せず美しくつくる技をお教えしましょう。意外に簡単ですよ。ここでは、醤油味のほうれん草サラダにポーチドエッグをのせ、崩してソースのようにして食べます。シャキシャキのほうれん草にとろっとろの卵黄ソースのハーモニー。いい感じです。大変リッチな一品です。

◆材料(2人前)

卵…2個

水…1リットル

酢…1/2カップ

ほうれん草(4等分)…1袋

ベーコン(角切り)…50g

にんにく(薄切り)…1片

A

・バター(食塩不使用)…10g

・醤油…小さじ1

黒こしょう…適宜

*ほうれん草がない時は、青い葉野菜ならなんでもOK。フランスのほうれん草は硬いので葉だけを使うが、日本産はみずみずしく柔らかいので、軸も根元も全部使える。

◆つくり方

1 鍋に湯を沸騰させ、酢を加え再び沸騰させる。卵を器に割り、器を少し湯に入れながら鍋の端に静かに入れる。約2分茹でる。

鍋の端に入れると、卵白が散らずに勝手にきれいな形に固まります。湯は鍋の側面から沸騰し中心へと対流するので、卵を真ん中に入れると白身がぶわーっと散ってしまうんです。これがプロのテクニックです!

2 中火のフライパンで、ベーコンがカリッとするまでじっくり炒める。にんにくを加えカリッと焼く。ほうれん草を硬い順(根元→軸→葉)に加え炒める。しんなりしたら、Aを加え全体を混ぜる。

ほうれん草の上に卵をのせ、こしょうをふったら、ボナペティ〜!

【この料理にはコレ!】

シャンパーニュ 

ゴッセ グラン ブラン・ド・ノワール

生産者:ゴッセ

生産地:フランス、シャンパーニュ地方

ピノ・ノワール主体のシャンパーニュです。

コクがあり、黄身とのマッチングがばっちりです。

■レシピを参考にするときは

・料理の保存期間は、食材の状態やつくった環境によって異なるため、目安ととらえてください。

・生クリームは、乳脂肪分40%台のものを使用。

・オリーブオイルはエクストラ・ヴァージンを使用。

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「毎日料理をつくるのは大変!だからこそ、食卓に笑顔を届けたい」そんな思いが詰まったプロのレシピ、参考にしてくださいね!

作=三國清三

※本記事は三國清三著の書籍『スーパーの食材でフランス家庭料理をつくる 三國シェフのベスト・レシピ136 永久保存版』から一部抜粋・編集しました