【難読】“てんね”じゃありません!「転寝」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「転寝」の読み方です。
“てんね”以外なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「転寝」の読み方は?
「転」は転向、回転と読むので、“てん”という読み方は馴染みがありますね。「寝」はそのまま“ね(る)”と、寝具と読むので“しん”とも読みます。
しかし、二つを合わせて“てんね”や“てんしん”と読むのは違和感がありますよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うたたね”と読みます。
■「転寝」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「転寝」の意味は以下のように解説されています。
うたた‐ね【▽転寝】
[名](スル)眠るつもりもないまま、うとうとと眠ること。仮寝。「テレビを見ながら―する」
うとうとと眠ってしまう、という意味合いの言葉ですね。
「転」を“うたた”と読むのにびっくりした人も多いのではないでしょうか。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「転寝」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「うたた寝」という書き方が一般的なので、「転寝」は初めて見たという人がきっと多いと思います。なぜこの漢字が使われているのか、歴史が古く語源はさまざまな説があり、はっきりとはわかっていないようです。
普段何気なく使っている言葉ですが、意外な漢字が使われているのを知れましたね。なぜ「転寝」なのか、気になった人は調べてみてください!
(ななしまもえ)
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