「彼に愛されているか不安」な時に思い出したい。心が軽くなる言葉
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
■恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.52
「いまの彼に感謝できてるかな?」
◇この言葉の効果
彼への不満は、いつのまにか、求めすぎていることが原因であることも多いのです。
そんな時に、自分自身に唱えるべきなのがこのラブスペルです。
詳しく、二種類にわけて解説します。
まずは“普通の恋人のイメージ”を押しつけること。
私たちは、自分の両親や、過去の恋人、友人、映画や雑誌の情報から「恋人はこういうものだ」というイメージを形作っているものです。
その幻想と、彼を比べて「もっと好きと言ってほしい」「仕事や友達との約束を優先するなんて大事にされていないからだ」と、ネガティブになってしまうわけですね。
次は“恋人のイメージ”が、エスカレートすること。
付き合っているうちに、貴女の中での「恋人はこういうものだ」というイメージが育ってしまうのです。
最初は、毎月レストランに行くだけで楽しかったのに──それが当たり前になると感謝もなくなって──毎月旅行しないと不満がつのるというように。求めるハードルが上がるのですね。
ほとんどの人間関係の不満は、この二つで説明がつきます。
■ラブスペルの使い方
まだまだ「時間を使ってくれないのは愛されてないからだ」「恋人なのに毎日連絡しないなんてあり得ない」なんて不安や怒りがなくならない時に唱えましょう。
まずは、気持ちが漂うのをやめて、貴女自身を、監視カメラのように天井からながめるイメージをすること。貴女の表情や行動を外側から観察するのです。他人のように。
そのあとで、そっと静かに唱えてみましょう。胸に痛いかもしれません。しかし占い師の水晶をのぞくように、本当に大切なものが見えてきます。不満の正体は何でしょう?
■私たちは幸せの素人にすぎない
私たちは常に「現状に満足せずに、もっと求めなさい」という遺伝子の命令に動かされています。
幸せを求めるのは上手いくせに、幸せを味わうのは下手なのですね。
つい「もっと幸せの感覚を味わいたい」と足りないものばかりに目がいくのですね。
大切なのは、すでに彼が彼でいてくれて──世間と違う方法で──すでに愛されていると気づくことですよ。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)