疲れがたまりやすい季節の変わり目。たっぷり寝たはずなのに、なんだか疲れがとりきれていない…。

そんな方におすすめしたいのが、朝、目覚めた姿勢のままで手軽にできる、“バレックス”エクササイズです。

睡眠中の疲れをとって一日を元気にスタート!お目覚めバレックス



バレックスは、バレエダンサーが日頃行うボディメンテナンスをヒントに編み出されたエクササイズ。
「寝っころがると、リラックス効果のある副交感神経のスイッチが入り、筋肉から余分な力が抜けます。さらに軽い動きを加えることで脳の回路を刺激してストレスが軽減され、心身の機能改善に効果があるんです」と話すのは、考案者のバレエダンサー・竹田純さん。

ここでは、朝いちばんにおすすめなエクササイズを教えてもらいました。

●布団の中で脚を動かすバレックスのやり方

寝ている間に副交感神経がうまく働かなかったり、血液循環が滞ったりすると、朝目覚めたとき、体のだるさや重さを感じることも。布団の中で脚を動かすバレックスで、脳と下半身に刺激を与えてほぐせば、すっきり起きられます。

●(1) ひざを交互に上げ下げして床をトントンたたく


リラックスしてあおむけになり、両脚は自然に伸ばし、両腕をバンザイする。つま先を真っすぐのばし、脚を肩幅に開いて、「あ~」と声を出しながら、ひざを交互に上げ下げして床をトントンと10秒間たたく。

(2) 両方の足先を同時にパタパタと開閉する


(1)の姿勢から、脚を肩幅より広めに開く。「あ~」と声を出しながら、両方の足先を内外にパタパタと10回開閉する。開いたときに足の小指が床にくっつくように。


閉じたときに両親指がくっくつようにする閉じたときには、両親指がくっくつようにするのがポイントです。

●(3) 足首をできるだけ大きくゆっくりと回す


(2)の姿勢のまま、「あ~」と声を出しながら、両方の足首をできるだけ大きくゆっくりと内側に5回、外側に5回ずつ回す。

<ポイント>腕が上がらなければラクな位置でOK


ESSE読者のAさんに実際に体験してもらいました。
「バンザイをすると少しつらい…」とAさん。腕が上がらなければ、ラクな位置でもOK。竹田さんに、ラクと感じる位置まで下げてもらいます。

「腕をラクな位置にすると、ゆったり呼吸できました。これなら声をしっかり出せます」
目覚めたままの姿勢でできるバレックスを、毎朝の習慣にして、1日を元気にスタートさせましょう!

※妊娠中やその可能性のある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。

●教えてくれた人
【竹田純さん】

バレエダンサー。寝っころがりながらバレエの動きを行う「床バレエ」をもとに数々のメソッドを考案、各地でレッスンを行う。著書に『疲れとりストレッチバレックス
』(世界文化社刊)など

<写真/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>