【天然酵母】胡麻ぎっしり!トルコパン“シミット”にハマる、神田「あつんこパン」
「パンめぐ」編集長がお届けする11月のマンスリーコラムは、「めぐりストと巡るパン屋さん特集」です。
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取材時はもとより、基本的にパン屋さんめぐりは一人ですることが多いワタクシ。
出来るだけ幅広い情報をもとにめぐるようにはしておりますが、ついつい好みが偏ることもあるので今回は完全にめぐりストさんのセレクトにお任せしてみました。
第7回目は、めぐりストの大谷さん、岩田さんと一緒に神田にある「あつんこパン」へ行ってきました。
目印はオーナーのおじ様!?
最寄は都営新宿線の小川町駅で、JR神田駅からもほど近い場所にあります。
めぐりスト・岩田さんのアテンドではあったのですが、実は3人とも行くのが初めて。
3人で「あそこかな?多分・・。きっとそう!ほらっ、パンありますよ。あそこですよ」なんて会話をしていたのは、オーナーであるおじ様(お名前分からず)とお店の独特の雰囲気が遠目からみても分かるくらいだったんです(笑)。
こんなことを書けるのも、オーナーのおじ様がとっても良い方でパン購入時に色々なお話を聞かせてくださったんですが、実際にパンを焼いているのは宮武さんという可愛らしい女性なのです。
諸々の話は、パンのことを書いてからお話するとして。
あこ酵母でじっくり発酵される「あつんこパン」
天然酵母種の中でも「あこ酵母」を使用し、じっくり発酵させている「あつんこパン」。
バケ子なんて面白いネーミングながらもシンプルなパンもありますが、全体的には何かしらフィリングや具材が巻き込まれているパンが多い印象。
この日、パン屋さんめぐり3軒目ということもありパン欲が気持ち満たされている感があったので、なににしようか迷った挙句トルコのパンとして有名なシミットを購入しました。
シミットの説明書きのところにもあるけれど、本場トルコでは頭の上にシミットをたくさんのせて売り歩くおじさんがあちこちで見られるんですって!
ちなみにお味は非常にシンプル。
ギュッとキメのつまった生地に、気持ち感じる塩味。
胡麻ぎっしりで、これ単独で食べるというよりは食事に合わせたいパンでした。
実は、「あつんこパン」は以前は違うところで販売をしていたそうなのですが、そちらをクローズすることになり、当時パン屋のファンだったオーナーのおじ様が「じゃー、うちで販売すればいいよ!」ということで店舗を提供してくださったんですって。
ちなみに、「あつんこパン」の裏手にはオーナーの居酒屋があります。
色んな意味で興奮して、帰り道「あつんこパンすっごい良かったね!」なんて話ながら帰ってきた私たちです。
あつんこパン
住所:東京都千代田区内神田1-10-5 1F
電話番号:090-5315-8703(電話にでられないこともあります)
営業時間:11:30〜☆なくなり次第終了
定休日:月土日祝