結婚して数年も経てば新婚当時のトキメキもどこかへ消え、あるのはただ惰性にまみれた日常だけ。夫への愛情を感じられなくなると、洗濯物や食事の用意など夫の世話をするのがストレスになり、果てはニオイまで鼻について、家庭内ですれ違うだけで不快感を覚えるようになります。そんな結婚生活を送る人だって、最初は夫を愛してやまなかったはず。結婚後、あなたはずーっとずーっと夫を愛せますか?

    【アンケート】結婚して夫を愛せなくなってしまったら、別れる?あきらめる?

※サンプル数:353人(5月13日現在)
※ウートピ世論調査結果より(投票結果はコチラ

<アンケート結果>
「別れる」・・・・・33%
「あきらめる」・・・・・67%

    「別れる」と回答した人の意見は?

※回答はわかりやすいよう一部表記を変更しています/すべてのコメントはウートピ世論をチェック

・人生先は長い。後悔したくない
・愛せない人には何の関心も持てない
・一緒にいる意味が分からない。人生を無駄にしたくない。仮面夫婦なんてゴメンだ!

日本では子どもが生まれると夫・妻というより、父・母としての役割が中心になり、夫婦間で名前を呼び合うことさえ恥ずかしく感じてしまうようになります。一方、愛の国・フランスでは、夫婦を結びつけるのは子どもや家族愛ではなく、あくまで男女の愛だと言います。いつまでも女として愛し愛されたいと願うのは、決して我が儘なことではないでしょう。

    「あきらめる」と回答した人の意見は?

・自分で選んだ人なんだから仕方ない
・夫を愛し続けてる妻の方が少ない
・多分誰と一緒になっても同じだと思う
・愛だけじゃ家族はやっていけない

「別れる」派は情熱的な回答が多かったのに対し、「あきらめる」派は達観した意見が集まりました。また「子どものために我慢する」という意見の人も。

・母が「愛情なんかとっくにない」と言って父とよく喧嘩してました。けど父が亡くなった後しばらく憔悴しきってました。口では「愛情なんか…」というものの本当はそうじゃないんだなぁと思いました。悲しいけれど、死んで初めて気付く愛情もあるんだと思います。それ見て、別れるのは悲しい事だなと感じました。

・愛と言う程の情熱的なモノは、時間の共有の中で自然に消滅して行くのは事実だが、歳を重ねて行くと同士のような強い絆のようなモノが愛に代わって生まれ、ちょっとやそっとじゃ切れない仲になり強いモノとなっている感じがある。

夫婦というのは不思議な共同体です。他人には理解できない繋がりがあり、それはきっと本人たちでも言葉にして説明することができないような代物なのかもしれません。しかしどんな道をたどるにしても、最後に残ったものこそが2人の愛の形。たとえ後悔することはあっても、精一杯人生を歩みたいものです。

(内野チエ)