米スタバがカロリー表示スタート!客足が減る可能性も!?

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あなたはカロリー数で飲み物を変えますか?

みんな大好きな「スターバックス」が、メニューにあるすべての商品の「カロリー表示」をスタート。毎日の「癒やし」としてスタバを訪れる女子が多いアメリカでは、気になるカロリー数をドリンクの横に表示することで「客足が減ってしまうのでは」と懸念されています。

この試みは、アメリカの健康法に基づいた新たな方針だそうで、マクドナルドなどのファストフード店も2010年以降、カロリー表示を行っています。

スタバのカロリー表示は、カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントン州(一部)で義務づけられていましたが、全米すべての店舗がこのカロリー表示をすることになったのは今回がはじめて。

肥満が社会問題となっているアメリカでは、カロリーを「数字」として見ることで「カロリー摂取量」への意識を高めてほしいというのが狙いなのだとか。

ちなみに、2011年にスタンフォード大学で行われた実験では、カロリー表示がされている店舗では、消費者1人あたりのカロリー摂取量が14%も減ったという結果が出ているそう。

この結果を受けて「カロリー表示」が原因で客足が悪くなってしまうのではないかとドキドキする従業員も多いそうだが、現段階では客数に影響は出ていないそう。

「今まで飲んでいたフラペチーノはカロリー表示がされていようと、変わらずに飲みます。その代わりに『シロップを半分にしよう』というような制限をする方向に意識が向かうはずです」と専門家は述べており、健康に対する意識力アップに向けたこの取り組みを、プラスと受け止めている様子。

2006年にスタバが「2%低脂肪乳」のオプションを導入して以来、北米全域では毎年1,700万ものカロリーがカットされていると言われています。ちなみに、クリームを抜いてもらうだけで110kcalもカットできるそうですよ。

肥満大国アメリカのスリム化は至る所で始まっているようです。今後の動きにも注目したいですね!

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Will Seeing Calorie Counts of Starbuck’s Menus Change Your Order?
http://magazine.foxnews.com/food-wellness/will-seeing-calorie-counts-starbucks-menus-change-your-order