【大人の恋の処方箋】マリッジブルーになった時の男の迷い

写真拡大

マリッジブルーといえば、婚約中の女性が
「本当にこの人でいいの?」
と、心が揺れることを指すことが多いと思います。

あまりメジャーではありませんが、男性にもマリッジブルーはあります。
女性と違い、結婚が決まってからではなく「プロポーズをする前」になることが多いのです。
結婚を意識してしまうような理想に近い女性に出会い、付き合いも順調に進んでいる時ですね。

男性はもともと多情な動物であり、リアルな女性を唯一人に決めてしまうことに恐れと未練を感じるもの。
これは、彼がモテるとかモテないという問題ではなく、誰でもそう感じることがあるのです。
混沌とした精神状態の中、自分を納得させる作業を開始するのです。

今回のコラムでは、マリッジブルーになった時に男性が迷うことについてお伝えします。

1.身辺を綺麗にするか迷う

身辺とはもちろん他の女性関係もそうですが、これからの新たな出会いも含まれます。
多情な己の性(サガ)を封印するかどうかが、一番の悩みどころになるのです。
意外に思うかもしれませんが、真面目で恋愛経験が少なめな男性ほど、この部分を悩むようです。
「女遊びは、やり尽くした」
こういった男性の方が、これからの新たな出会いは今までに恋愛をしてこなかった男性に比べ、未練が少ないのです。

2.理想とのギャップの有無を多面的に確認する

どんなに彼女が素敵でも、100%理想の女性ということはまずありません。
容姿、性格、その他もろもろについて、本当に彼女に決めてしまっていいか悩むのです。

3.彼女の親、兄弟など親類縁者の関係を深く確認する

これは、両親に挨拶(結婚ではなく交際の挨拶を含める)をしてからのことですね。
新たな親戚関係の中での自分の立ち位置や、身の施し方などを前もって知り、居心地を含めて事前に安心感を得、気持ちを彼女に集中させようとします。

彼がマリッジブルーになった時は、二人の愛を深めるチャンスです。
彼がどんなことに悩んでいるのか、とにかく聞いてあげること。
「正直に話しても大丈夫なんだ」と彼が思えば、だいぶ心が軽くなるもの。

多くの場合、プロポーズした後はあまり考え込んだりせず、結婚に進んでいくと思います。

ただし授かり婚などの場合、結婚が突然やってきます。
将来を考える時間が不十分であるため、プロポーズ後もこれで良かったのか?などと悩むことはあると思います。

マリッジブルーのにおける不安が漠然としたものなら、時間が解決してくれることはありますから。

【大人の恋の処方箋】マリッジブルーになった時の男の迷いはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。