12月も半ばに差し掛かりました。年末といえば、1年の感謝の気持ちを込めた「お歳暮」を贈り合うのが日本ならではの風習。株式会社リクルート住まいカンパニーの調査によると、お歳暮をもらったことがあるという人は57.5%。もらうと嬉しいお歳暮も、なかには「ありがたいけれど困ってしまう」というものもあるはず。せっかく気持ちを込めて贈るのならば喜んでもらいたい……! そこで今回は「家に届いて困ったお歳暮」ランキングをチェック! 定番とも思えるアレが、まさかの1位に!?

家に届いて収納に困ったお歳暮は何ですか?(複数回答)
5位:タオル

消耗品だし、何枚あっても困らないよね!と選んでしまいがちな「タオル」が5位に。「うれしいが、たくさんもらうとかさばるし困る」など、ストックしておく場所がないという声が。また、タオルの種類や色を揃えている家庭では、ちょっと困る贈り物なのかもしれません。

4位:和洋菓子

後に残らないものを、美味しいものを……という気遣いがまさかの裏目に!? 4位には「和洋菓子」といった、こちらも贈り物の定番品がランクイン。「賞味期限が短いと、消費しきれない」「2人では食べきれない、保存がきかない」など、食べきれずに困る人が多いよう。子どもがいたり、家族が多い家ならば喜ばれそうですよね。

2位:石鹸・ボディソープなどのバス用品

同率2位で「石鹸・ボディソープなどのバス用品」が選ばれました。こちらも消耗品だから安心……と思いきや「たまりすぎている」「収納がないので置く場所に困った」など、使うものではあるけれど、使いきれずにかさばって困るという人が多数いました。ほかには「好みの匂いじゃなかった」という声も。毎日使うものなので、好みの香りであることは重要ですよね。なかには「知らないメーカーだったので、使うのが不安で使いたくなかった」という人も。

感謝の気持ちを伝える「お歳暮」。相手の趣味や生活スタイルをしっかりリサーチしてから選ぶと失敗なし!?

2位:寝具

同率2位の「寝具」。「サイズが合わない」「今あるものが使えなくなってから使おうと思うと、置き場所に困る」など、いいものとは分かっていても、場所の問題があって困ったという声のほか、「好みではない」というコメントも。寝具には、こだわりのある人も多いので事前のリサーチが必要そうです。

1位:お酒

1位は「お酒」! お歳暮の定番のイメージがありますが、「お酒を飲まない」「飲めない」という声が圧倒的。飲む人がいないと消費できないため、確かに困ってしまいます。料理などに使う……といっても使い切れそうにありません。次いで「好みと違う物を頂いた」「保管しておくところが難しかった」などのコメントがありました。贈る相手がお酒好きなら問題ありませんが、そうでない場合は別のものを選ぶ気遣いが必要です。

あなたも贈ったことがある!? もらって困ったお歳暮1位は保管に困るアレでした!

食品は食べない、飲まないというほかに、うれしいけれど食べきれない、消費に困るなどの声が多数。寝具やバス用品、タオルなどストックできるものに関しては、保存する場所がない、かさばるので困るというほかに、好みかどうかもポイントになっているよう。
お歳暮は、もともと相手のことを考えながら贈るもの。基本的にはもらってうれしいものですが、相手のことをリサーチしてから商品選びをすれば、より喜ばれるお歳暮になるはずです!

【参考】※ 株式会社リクルート住まいカンパニー