寝苦しい夜が過ぎ去り、ふわふわの毛布が心地よい眠りを誘う季節となりました。敏感肌専門ブランドを展開する株式会社DECENCIAが実施したアンケートでも、約8割の人が「秋は夏場に比べてよい睡眠がとれている」と回答しています。
そう、睡眠不足は美容にもダイエットにもいいことがないのは、みなさんご存知ですよね。質の良い睡眠は美しさにもつながっているのです。
しかし、世の女性たちは慢性的に睡眠不足を感じていることが判明!

毎日ぐっすり眠って、すっきり起きれたらなぁ……。

秋は一年の中で良質な睡眠がとれる季節だけど……

前述の通り、アンケートの結果では、約8割の人が秋は夏場に比べてよい睡眠がとれていると回答。また、一年のうち、良い睡眠がとれている季節の質問に対しては、秋が最も多数を占めました。
その一方で、日ごろの睡眠時間が不十分と感じている人も約6割存在。その原因の1位として、「ストレスを感じている」を挙げている人が最も多い結果となりました。

最も良質な睡眠がとれる秋なのですが……。

総務省の調べでは、男性よりも女性のほうが睡眠時間は短く、年々睡眠時間の減少が見られています。同調査でも、睡眠時間は6時間〜7時間未満という人が最も多く、次いで5時間〜6時間未満でした。
30代〜40代女性は、厚生労働省推奨睡眠時間(30代:7時間、40代:6.5時間)よりも少なく、睡眠不足が伺えました。

いつの時代も女性は睡眠不足!

また、目の下(目頭付近部分)で、充分に睡眠をとった場合(8時間)と睡眠不足(3時間)で比較をしたところ、睡眠不足の場合は、小じわが目立つことが確認されました。

睡眠不足は小じわが増えるなど肌トラブルの原因となることも!

睡眠不足のデメリットとして思い浮かぶのは、疲れや集中力の低下。しかし、この調査から美容にも影響してくることがわかりましたね。ならば、良質な睡眠をとるために今すぐ何か行動したい!ということで、良質な睡眠をとるための2つのポイントをご紹介します。

良質な睡眠のカギは「メラトニン」の分泌を増やすこと。この「メラトニン」とは、「睡眠ホルモン」と呼ばれ、良質な睡眠をとるのに大切な役割を持つホルモンです。
「メラトニン」の分泌により、脈や呼吸のリズムが整い、神経が安定し良質な睡眠へ導きます。

1:メラトニンを増やす食事を心がける!

トリプトファン(アミノ酸)とビタミンB6を含む肉や魚、大豆製品など摂取することが効果的。チーズ、すじこ、ひまわりの種、バナナなどがおすすめ。

2:メラトニンを刺激しない!

刺激の多い食事や胃に負担をかける食事、明るい寝室などは、メラトニンを刺激します。寝る前のコーヒーやアルコールの摂取、ニンニクやネギなどの過剰摂取は注意が必要。また、明るい光もメラトニンの分泌が減少します。寝ながらのスマホやTV、明るい照明は避けましょう。

10月も半分が過ぎ、年末年始の繁忙期もすぐそこに。せっかくの快眠の季節、上質な眠りを手に入れて美肌を目指しましょう!

【参考】※ 株式会社DECENCIA