ぽっこりお腹に効果的!寝る前3分の「腸活ストレッチ」

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年代問わず、女性の多くは便秘や冷えといった悩みをお持ちの方が見えます。さらに肌荒れの症状が出ていれば、内臓の働きが悪いことが原因かもしれません。

そんなご相談を受けたときは、筆者は体をねじることをオススメしています。

そこで今回は健康づくり指導者である筆者が、内臓の働きを活発にする胃腸活ストレッチをご紹介します。

さらに頑張りたいという方は、後半のヨガ呼吸をプラスしたアレンジバージョンにチャレンジしてみて下さい。腸を刺激して、胃腸のぜん動運動を促していきましょう。

上体捻じり

(1)あぐら姿勢で座ります。息を吐きながら腕をひざと腰に回し、体を後方にねじっていきます。

(2)お腹部分を意識しながら、ゆっくりと息を吸ったり吐いたりします。

30秒キープしながら自然呼吸を行っていきましょう。反対側も同様に行います。

※ ポイントと注意点

前の手はひざをつかみ、姿勢を安定させましょう。

体が傾かないように、肩と腰の位置を平行にしていきます。目線は、肩越しに平行ラインを見るように。

上級者向け:ヨガの呼吸法をプラス

(1)勢いよく鼻から吐き、お腹をへこませていきます。

(2)息を吸い込み、お腹を膨らませていきます。

1呼吸を20〜30回繰り返していきます。反対側にもねじって行っていきましょう。

※ ポイントと注意点

呼吸は吐くときのみを意識し、勢いよく「フンッ!」と強く吐き出していきましょう。逆に吸い込むときは意識せず、自然に呼吸が入るイメージで行っていきます。だいたい20回程でお腹の筋肉部分に効いてくるでしょう。

吐くときは、背筋に向ってまっすぐにお腹をへこませるようにしていきましょう、力まず肩の力を抜いてくださいね。

いかがでしたか? 今回はヨガの呼吸法をプラスした胃腸活ストレッチでした。

その他、胃腸の働きをスムーズにするには普段から水分を多く摂ったり、野菜を多く食べたりしていきましょうね。

【画像】

※ Alexander Deviatka / shutterstock

【筆者略歴】

小川りょう

25年のキャリアを持つ健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーを経て独立。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルで、成人〜後期高齢者に至るまで対応、幅広い世代の顧客を持つ。気取らない人柄と自然体の指導が特徴。コンセプトは健康寿命の延伸であり、足腰運動スクワットの専門家。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士号。著書に「ココロ・カラダ塾」(幻冬舎ルネッサンス)。