30代の肌にはダメージ大。今すぐやめたいNGケア

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「これお肌に良さそうな気がする!」「こんな方法はどうなのかな?」美しくなりたい女性に悩みはつきものです。

様々な情報が飛び交っている中、実はあまりおすすめしないNGケアによりお肌に負担をかけてしまっていたり効果のない方法を取り入れてしまっていることも……。いいと思って続けているスキンケア、お肌に負担をかけるNGケアをしていないか、今のスキンケアをここでもう一度しっかりと見直していきましょう。

今回はビューティープロデューサーの筆者が見直していただきたいスキンケアのポイントをお伝えしていきます。

■強く叩きすぎてない?コットンパッティング

化粧水をコットンでパッティングをされる方、多いかと思います。このとき注意いただきたいのが強すぎるパッティング。引き締めたい、お肌の奥まで浸透させたいとつい強く叩いてしまいますが、この行為がお肌表面への刺激、ダメージに繋がってしまうことがあります。

パッティングの際は優しく抑えるように、もしくは手で包むように抑えるだけでも大丈夫です。手で温めながら、お肌になじませるイメージで行いましょう。

他にも注意点として、コットンに含ませる化粧水の量が重要です。コットンを濡らす程度の少量の化粧水でお肌の上を滑らせるのはNG。お肌表面を知らず知らずのうちに傷つけて敏感肌やシワ、赤ら顔に導いてしまうことも……。

■日中、乾燥したらすぐミストで水分補給?化粧水ミスト

オフィスでお肌が乾燥してきたら化粧水ミストで水分補給……という方、実はこれも要注意。確かに乾燥対策にお肌の水分補給は正しいですが、気をつけなければいけないのが、そのままにしてしまわないこと。

お肌表面に吹きかけた化粧水ミストは蒸発していきます。そこからどんどんとお肌表面はカラカラの乾燥状態に。これを防ぐために化粧水ミストを使用した後はクリームを両掌に伸ばし、お肌を包み込むようにふたをしてあげましょう。

■乾燥対策それだけでいいの?クリーム

お肌の乾燥にはとにかく保湿!という気持ちでクリームをたっぷり塗られる方、多いかと思います。確かに保湿にはクリームも大事ですが、化粧水でしっかり水分補給、美容液で有効成分を補うなど、まずはクリーム前の下準備のほうが大切です。

化粧水はパパッとだけにし、その分クリームを贅沢に……だと、逆にニキビ肌の方などは余計な油分で肌荒れを引き起こしてしまうことも。化粧水、美容液で必要な水分や有効成分をしっかりをお肌に補い、クリームはパッケージに書いてある目安使用量を守りましょう。

いかがでしたか? 無意識にやってしまっていることって多いのではないでしょうか。“スキンケアは一日にしてならず”10年後の素肌をつくる毎日のスキンケアの参考にしてみてくださいね。

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※ Image Point Fr / shutterstock

【筆者略歴】

小笠原 彩

メイクアップアーティスト/ビューティープロデューサーとしてロンドン、NY、東京と最前線のシーンで活躍。講演やハリウッド女優も顧客に持つ。2015年に美容プロデュースの会社を立ち上げ、活動を広げている。