cliccmi

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魅力的な女性ほど多面的な魅力を兼ねていて、くるくると表情を変えながら、新しいカラーの自分を見つけていく。そんなフレキシブルな価値観とチャレンジングな精神を持つ女性たちにおすすしたいのが、ドイツ人ジュエリーデザイナー、トーマス・ギーゼンによって生み出された新感覚のスタイリングアクセサリー「cliccmi(クリックミー)」だ。

「cliccmi(クリックミー)」のコンセプトは、"変化するアクセサリー”。リングやネックレス、ピアス、カフスの型をした特殊アクリルPLEXIGLAS SATINICE® のベースに、天然石(ポリッシュ・マット)、シルバー、ゴールド、パール、その他さまざまなナチュラル素材を用いた取り外し可能な cliccmi ボールをセレクト(クリック!)して、その日の気分にあわせてコンビネーションが楽しめる。ボールを付け替えるときの「カチッ!」という音が、cliccmi(クリックミー)というキュートなネーミングの由来だ。

一見、無機質なプロダクトデザインと思われるが、実はパーツひとつひとつが、150年以上にわたるドイツ職人の技によるハンドフィニッシュで作られている。よく見るとアクリルベースは製造プロセスによってひとつづつ若干色合いが異なっていたり、天然素材のボールも模様や色合いにも個性がある。

特に天然石には、古来より活力を与えるパワーや癒しの力もあるとされているので、パーツ選びはぜひ実物を手に取りながらインスピレーションで選びたい。

cliccmi リングは、ドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞「レッドドットデザイン賞2012」を受賞した。デザイナーのトーマス・ギーセン(写真右上)は、ドイツで活躍するジュエリーアーティストで、1963年にアーヘンに生まれる。その後、イーダー オーバーシュタインで宝石学を学び、1993年にアーヘンに自らのショップを開業。ハイブランドジュエリーのクラシカルなジュエリーデザインを手掛ける一方で、ギーセン独自のオリジナルの世界観を表現したオリジナルのジュエリーラインを展開し始める。

IT技術を活用して作った「コンチュラ」(写真右下)は、ギーセンの究極のオリジナルデザインリングとして知られ、2000年にドイツ ミュンヘンの国際宝飾展"Inhorgenta"に初出展され、ハイクオリティーデザイン賞 "Red Award 2000" を受賞した。一見したところ不規則な溝が彫られたようなリングだが、これもまたユニーク、実は人の横顔を回転させたモチーフになっていて、オーダーメイドでカスタマーが用意した横顔の写真から不思議な温かみのあるデザインが出来上がっている。 (http://www.contura-ring.de/



cliccmi(クリックミー)は、ギーセンのカジュアルラインとして2年ほど前に立ち上げられた。カジュアルラインといいながらも、アクリルと天然石という異なるマテリアルが、互いの質感を引き立て合い、シンプルながらも飽きの来ない洗練さが感じられる。アクリルの曲面部分は艶仕上げ(ポーリッシュ)、平面部分は、つや消し仕上げ(マット)となっているところなど、アーティスト、トーマス・ギーゼンの緻密な仕事によるものだ。
日本に上陸して2年が経つが、セレクトショップや百貨店などで不定期にポップアップストアが開催されてはいるものの、直営店がなく、なかなかお目にかかる機会が少ないのが残念なところ。まさに、知る人ぞ知るアクセサリー。街で偶然出会えたなら、それはとても幸運なことに違いない。

cliccmi(クリックミー)
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