傘くらい買ってもらえばいいのにねぇ


▶▶この作品を最初から読む

92歳のおばあちゃんが回想する、奇跡の実話物語。親に捨てられながらも、激動の戦中・戦後を懸命に生きた姿に心を揺さぶられます。

山奥にある貧しい農村で育ったキヨさん。まだ小学生の頃、突然父が亡くなり、知らぬ間に叔母夫妻の養子に出されてしまいます。朝から家事や農作業に駆り出され、叔母からは執拗ないじめ。学校にまともに通うこともできず…。

※本記事はゆっぺ著の書籍『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


大きな学校だなぁ~


みんな傘持ってきてるんだ…


自分の傘なんて持ってなかったなぁ


「迎えに来たよ」


なんだい、今忙しいんだよ


誰かに入れてってお願いしてみようかな


手紙…?


『きよちゃんをかさいれちゃだめだよ』


私を笑い者にしようとしてるんだ…


みんな私が嫌いなんだな


今日一緒に帰ろうねぇ!


彼女の勇気ある優しさ…


著=ゆっぺ /『親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話』