歯みがきシート

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無印良品の「指型歯みがきシート」は水を使わずに手軽に歯をきれいにできる優れものです。使い方もシンプルで、清潔感と便利さを兼ね備えたこのアイテムをESSEonlineライターが紹介します。

水なしで歯みがきが可能!無印良品「指型シート」が人気

食後に感じる口の中の不快感。“歯みがきですっきりさせたい”と思っても、外出先で歯ブラシを持っていなかったり、そもそも水が使えない環境だったりすることも。そこで注目したのが、無印良品の「指型歯みがきシート」です。

指に装着して使う「指型歯みがきシート」は、水いらずで歯や口内の汚れをふき取ることができるオーラルケアグッズ。

外食後やアウトドア時の簡易的な歯みがきとして、また災害時の備えとして防災バッグに入れているという方も多く、8月現在、ネットストアのみならず品ぎれしている店舗も少なくないようです。では早速、商品の詳細と使い方をチェックしていきましょう。

人差し指のつけ根までしっかり覆う大きめのシート

「指型歯みがきシート」はシンプルなシルバーの包装が目印。そこに商品名記載のフラップシールがついただけのパッケージは、パッと見で歯みがきシートとはわからないスタイリッシュさが特徴です。

かさばらないので携帯しやすいうえに、使うときはフラップシールをはがして1枚取り出すだけ! 歯ブラシに歯みがき粉をつけるといった手間がかからない分、とても手軽です。

こちらが、パッケージから取り出した「指型歯みがきシート」。思っていたよりもかなり大きいです。幅50mm×長さ120mmのサイズ感は、指1本を入れるには十分すぎるゆとりがあります。

続けてシートの表面を見てみると、小さな穴がたくさん開いたメッシュ状。裏面も同じ仕様で、両面とも使えるようです。手で触れるとしっとりしていて、水分量は十分。これなら口の中を傷つけにくいのではないでしょうか。

片面が2層ずつになっているので、衛生面や破けにくさもよし。

前歯から少しずつ慣らしていくと抵抗感が薄れる

「指型歯みがきシート」は、手を清潔にしたらシートを1枚取り出して、シートの両面が2層ずつになるようにめくり、中央に指をスポッとはめればOK。ひとまず、いちばん動かしやすそうな人差し指に装着します。

手のひら側は、指のつけ根にシートがかかるくらいの長さ。

このシート下部をほかの指でキュッと押さえて固定したら、あとは指の腹で歯や口内の汚れをふき取るだけです。

使用時の注意点は、力を入れず優しくなでるように指先を動かすこと。口の中に指を入れることに抵抗感がある場合、前歯から少しずつ慣らしていくといいかもしれません。

筆者もこのタイプは初めて使いましたが、指を奥歯に向かわせていくころには抵抗感や違和感がだいぶ薄れてきて、躊躇うことなく歯の裏側、下の歯もふき取ることができるようになっていました。

ただし、シートが唇や口のまわりに触れるので、歯ブラシを使うときよりも口を大きくあける必要があるでしょう。シートが汚れてきたら、反対側の面を指の腹のほうにクルッとまわせば1枚で2度使えます。

味も香りもミント感が優しめなのでスカッと爽快! …とまではいきませんが、そのおかげでふき取り後のすすぎは不要。歯のすき間の汚れを取るには楊枝やフロスが必要になるけれど、表面はツルッツル。とはいえ、ブラッシングと違い汚れが落ちにくいところがあるので、帰宅後などは通常の歯みがきをおこなってくださいね。

使用後はシートをゴミ箱に捨てるだけ(水に溶けないので、トイレなどには流せません)なので、濡れた歯ブラシをバッグにしまって荷物を汚してしまう心配もなし。

これは想像以上の良品! 人気商品につきなかなかお目にかかれませんが、ほかにシートタイプの「歯みがきシート」もラインナップしているので、気になった方は店舗やネットストアをチェックしてみてください。

※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください

※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください

※ 詳しい使用方法や使用上の注意は、パッケージ裏面またはネットストア商品ページをご確認ください。