“Think Global, Brew Local”を掲げ、地域に根差したクラフトビールメーカーとして醸造を行う宮崎ひでじビール株式会社は、世界に向けてイラストを描き続けた伝説のイラストレーター、故・生頼範義(おおらいのりよし)さんとのコラボレーション第一弾「OHRAI LAGER(生頼ラガー)」を発表した。

【写真】故・生頼範義さんのアトリエでの様子

2024年6月29日に「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて、応援購入型クラウドファンディングを開始。期間は2024年7月31日(水)まで。募集金額は100万円を目指す。

OHRAIラガー


今回の企画について担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の企画の狙いは?

「日本が世界に誇る、生褚先生の偉業と地域の誇りを、クラフトビールを通じて伝えたい」その想いから生まれたのが今回のコラボレーションです。生褚範義ファンはもちろんのこと、クラフトビールファンのみなさんにも広く、この商品を届けたいです。

ーー今回の企画のイチオシは?

「OCCULTIC BEAUTY」という、オカルトや超常現象をテーマに扱う雑誌「ムー」の創刊号表紙を飾った作品をラベルにしました。幻想的な美しさ、力強さに加え、未だ解き明かされていない古代文明や宇宙、異世界など、見る者の興味や想像力をかきたてるモチーフが描かれた作品です。

ーーユーザーへのメッセージは?

「飲むアート」として、ぜひ多くの方にお楽しみいただきたいです。応援よろしくお願いします!

■コラボレーション企画立ち上げの背景と概要

「ビール醸造を通じて食の文化と地域の魅力を伝え続ける」ことを社是とする宮崎ひでじビールが、故・生頼範義さんのアトリエで受けた“魂を揺さぶられた衝撃”。それは生前「私は肉体労働者であり、作業の全工程を手作業で進めたい」と語った生頼範義さんの“魂のクラフトマンシップ”への尊敬と共感、クラフトマンシップそのものへのオマージュといえるものだった。

宮崎の地から、世界に向け生み出された作品の数々。「その業績と魅力はまだ十分に知られていると思えない」という宮崎ひでじビールは、「クラフトビール」を通じて今の世代に、地域に、改めてその価値とクラフトマンシップを伝える意義があると考えた。

「日本が世界に誇る偉業と地域の誇りを、クラフトビールを通じて伝えたい」。そんな想いから生まれたのが、今回のコラボレーション第一弾だ。

【写真】故・生頼範義さんのアトリエでの様子


■クラウドファンディング概要

<プロジェクト名>

ビール造りに終わり無し!クラフトマンシップに共感!OHRAIラガー誕生!

<実施期間>

2024年6月29日〜7月31日(水)

<受付窓口>

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」 

<目標金額>

100万円

<リターン品>

■ステッカー付きビールセット

・ビール2本 2900円

・ビール6本 5800円

・ビール8本 7500円

・ビール12本 1万円

・ビール24本 1万8000円

■コースター、ステッカー付きビールセット

・ビール2本 5500円

・ビール6本 1万2500円

・ビール12本 1万5500円

■Tシャツ、保冷バッグ、コースター、ステッカー付きビールセット

・ビール2本 1万5000円

・ビール6本 2万2000円

・ビール12本 3万2000円

■OHRAI Tシャツ

・1枚 7000円

・2枚 1万1000円

■保冷トートバッグ

・1個 4500円

■ひでじビール社長&OHRAI企画プロデューサーとの飲み会参加券

・3万5000円

<そのほか>

■資金の使い道について

・商品の製造代金

・梱包+箱代(段ボールも含む)

・生頼範義イラストレーションの保存費用(公益社団法人 生頼範義記念みやざき文化推進協会)

・OHRAI 企画活動費(今後もこのようなコラボレーション企画を進めていくための活動費として)

■本プロジェクトはAll-in方式で実施。目標金額に満たない場合も実行し、リターンをお届け。

■“OCCULTIC BEAUTY” オカルティック・ビューティー by.生頼範義

■OCCULTIC BEAUTY

オカルトや超常現象をテーマに扱う雑誌「ムー」は、1979年に創刊されて以来、今なお多くのファンに支持されている。その創刊号の表紙を飾ったのがこの作品。

幻想的な美しさ、力強さに加え、未だ解き明かされていない古代文明や宇宙、異世界など、見る者の興味や想像力をかきたてるモチーフが描かれている。「OCCULTIC BEAUTY」は、雑誌「ムー」のアイコン的存在としても、今なお多くの読者に記憶されている。

■生頼範義(おおらい・のりよし)

宮崎にアトリエを構え、生涯で3000点余もの作品を描き上げた職人。その作品のジャンルは多岐にわたり、「ゴジラ」「スター・ウォーズ」「グーニーズ」などの世界に衝撃を与えた映画ポスターや雑誌「SFアドベンチャー」、書籍類の表紙挿絵、商品パッケージ、広告など。イマジネーションと目、手から生み出された精緻で臨場感あふれる数多くの作品は、イラスト業界のみならず見る者に衝撃を与え続けたが、「外部との接触を断ちひたすら仕事に打ち込む」スタイルで、その人物像は広く知られていなかった。スター・ウォーズ監督「ジョージ・ルーカス」の訪問希望を「仕事がしたい」と断った逸話からも、その人となりが浮かぶ。

故・生頼範義さんが手がけた作品の数々


2018年に開催された「生頼範義展」


■OHRAIラガー by.宮崎ひでじビール

■「九州」にこだわった、ドリンカビリティあるオリジナルラガー

ビールの世界には、「ドリンカビリティ」という考え方がある。単に「飲みやすさ」と訳されることもあるが、宮崎ひでじビールが目指すのは、「体が自然に求めてしまう!個性を楽しみながら、何杯飲んでも、おいしいビール」。ビール作りに使われているのは、行縢山(むかばきやま)の滝から流れ来る上質な天然水。

「OHRAIラガー」は、透明感のある軟水の特徴を活かし、味にごまかしのきかないラガースタイルのビール。九州産生大麦の澄んだ味わいによる、ドリンカビリティとホップの個性を際立たせたニュースタイル。宮崎ひでじビール「九州ラガー」のコンセプトラベル商品となる。

■九州ラガー受賞歴

・ジャパングレートビアアワーズ2021 その他のインターナショナルスタイル・ラガー部門 金賞受賞

・オーストラリアン インターナショナル ビア アワード2022 Best Pilsner部門 銀賞受賞

・ワールドビアアワード2023 Hoppy Pilsner部門 金賞受賞・JAPAN WINNER

OHRAIラガー


■宮崎ひでじビール株式会社 代表取締役 永野時彦さんのコメント

生頼先生のアトリエに初めてお邪魔した際、アートに疎い私でさえ鳥肌が立ったのを今でもしっかりと覚えています。もちろん生頼先生の作品は見たことがありましたが、「これも生頼先生だったのか!」と気付かされた作品が多々ありました。

飲むアートとして、OHRAIファンはもちろんのこと、クラフトビールファンの皆さんにも広く、この商品をお届けし、楽しんでいただきたいと思っています。

■宮崎ひでじビール株式会社 事業統括部長 金井大さんのコメント

世界そして国内の「観る者を驚かせる」「世界へ誘う」数多の作品がここ宮崎で生まれていた!そしてその職人=造り手としての姿勢と覚悟を知ったとき、「生頼範義先生の偉業はもっと広く知られるべきだ」との思いを強く強く感じました。

「ビール醸造を通じて地域の魅力を発信する」私たちにとって新しいチャレンジになりますが、クラフトビールという切り口で先生の作品を紹介いただける機会、ご縁をいただけたことに感謝いたします。

そして願わくば、展覧会などの機会でぜひ先生の生の作品に触れていただきたい。実際に見るその作品の迫力、精緻さ、世界観は一生に一度ならず見る価値ありです!

今後も続くこのコラボレーションから何が生まれるのか、今から楽しみです!

■OHRAI(オオライ)について

「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」Star Wars The Empire Strikes Back 国際版ポスターを手がけ、世界的な評価を得た日本人イラストレーターがいたことを、もっと世に広める為に立ち上げられたブランド。

その名を知らなくとも一度は目にした事がある…。宮崎の地に眠る原画を後世に残してつなぎたい。その信念の基に、さまざまなプロジェクトを届けている。

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