熱いパフォーマンスで多くのファンを魅了するTHE RAMPAGE。

そのなかでボーカルを務めるRIKUさんは、表現豊かな歌声でグループを輝かせる存在だ。一方、私生活では料理上手かつグルメでもある。

「気になったお店は常にスマホにストックしています。このお仕事を乗り切ったら、美味しいものをご褒美に食べに行こうと。」とRIKUさん。

なかでも、特に好きなのは“鮨”だという。そのこだわりを語ってもらった。

【9/2公開のRIKUさんのインタビューはこちらから】
「あの悔しさを絶対に忘れない」THE RAMPAGE・RIKUがストイックである理由とは




東京カレンダーのレストラン予約サービス『グルカレ』では、RIKUさんにおすすめしたい鮨店をご紹介しています!


鮨が好きだから、回転寿司も、高級店も知っておきたい




Q.プライベートではどんな食生活ですか?

20代後半になって和食がより好きになって、食べる機会が増えました。ただ和食は自分で作ることも多いので、外食では調理のハードルが高いものをいただくようにしています。

割烹のようなお料理は自分では作れないし、お鮨もそうですね。僕、お鮨が本当に好きなんですよ。

Q.普段はどういう鮨店に行きますか?

大将が目の前で握って一貫ずつ出してくれるお店も行きますし、回転寿司も行きます。

僕は、高級なところばかりを目指すというよりは、なんというか、例えば牛丼屋さんのお肉も最高と思えるし、でも2,000円する牛丼があるならそちらも知っておくといった感覚で、お鮨についても冒険しています。

「値段がすべてじゃない」と、常に思っているところがあります。

初めて全国ツアーを回った時にも、香川県で本番会場に向かう前に立ち食いうどん屋さんに寄らせてもらって、そこの300円のうどんが衝撃的に美味しかった!だから探せば美味しいものってあるんだなと。

特にお鮨は魚が時価だったりしますし、値段では判断せずに、色んなタイプのお店に行きます。

Q.RIKUさんにとって理想の鮨店とは?

やっぱり気になるのはまずお店の雰囲気。食について、プライドをもってやられている方が絶対にいい。

でも、そのプライドを「怖い」とか「厳かだな」と思っちゃう場合は、どれだけ評価が高くても、今ではなく40代になったら行こうかなとなります。

逆に大将が優しくて、ノリノリだったと聞いたお店は、会ってみたいとすぐに行っちゃう(笑)。

いま一番行きたいのは、少し腰の曲がったおじいちゃんが大将の、大きいネタのお鮨で話題のお店。TikTokで偶然見かけて、大将の雰囲気が素敵で気になっています。

あとは、お店のスタッフさんの雰囲気がいいと、こちらも注文しやすいので助かります。

僕は食べる事が好きだけど、食材やお酒についてマニアックな知識があるわけじゃないので、「どのお酒が合うんですかね?」とか、質問しやすい人だったらいいなといつも思います。

そういうことも含め、大将が優しくて、緊張しなくていい鮨店に行きたいですね。


好きな鮨の種類と、合わせるお酒のこだわりとは?




Q.鮨のなかで好きなタネは?

お鮨の種類だと、イクラ、穴子、ホタテ、ウニが好きです。

特にイクラが大好きで、「イクラ専門店」にも行きます。その店では食べ比べができて、プチプチの少し硬いのと湯むきしている柔らかいものの違いを味わったりできます。(魚卵の発育段階の)前期か後期かでも味が全然違うんです!

あと、前にTHE RAMPAGEのお仕事で北海道に行った時に、リーダーのLIKIYAさんと一緒に、市場で海鮮丼を食べました。その帰りに立ち寄ったおっちゃんのお店でウニとイクラを買って帰りました。

「東京から来たんです」と言ったら凄くサービスしてくれて、本当にいいものをたくさん手に入れられたんですよ!そのイクラは自宅に持ち帰って堪能しました。

Q.鮨を食べるときはどういうお酒を合わせますか?

お酒でいうと、白身の魚には白ワイン、赤身には赤ワインがいいと聞いて、意識しています。日本酒も飲みますよ。

大将に本日のおすすめを聞いて、「これは1本だけ手に入ったもの」とか言われると、じゃあそれってお願いしちゃいます(笑)。


美味しすぎて震えながら食べた、人生初の高級鮨とは?



Q.印象に残っている鮨の思い出を教えてください。

4年くらい前にHIROさんに連れて行っていただいた、人生初の高級鮨は忘れられないですね。

THE RAMPAGEからは僕ひとりで、他にご一緒したのは先輩方でした。その店は半年に1回しか予約がとれないそうで、美味しすぎて震えながら食べました(笑)。

だって、マグロが歯ぐきでスッと溶けたんですよ!旨味が凝縮していて、でも全然重たくなくて…その美味しさに驚きました。

「今のうちにこういう店を知るのって大事だよ。もっと頑張って、RIKUたちも後輩にご馳走してあげたらいい」と言ってくださって、「頑張ります!」と返した事が忘れられません。

びっくりするほど美味しいし、先輩方のお話を聞くのに気合いが入るし、これから頑張るぞと昂ってきて…。色々な感情がぐちゃぐちゃになった結果、全然酔わなかったんです(笑)。本当に貴重な時間でした。

HIROさんは「RIKU、絶対に将来こういうところに親を連れて来るんだぞ。せっかくだから大将と連絡先と交換しな」とも言ってくださって、いまも大将の連絡先を大切に保存しています。

いつか、「親を連れてお伺いしたいんですが、空いている日はありますか?」と連絡しなきゃなと思っているんです。



RIKUさんの鮨トークは話し出したら止まることなく聴く者を楽しませ、本当に鮨が大好きなのだと伝わってきた。

現在は5度目となるアリーナツアーの真っ只中。大舞台での全力のパフォーマンスを終えた後のご褒美には、やはり「お鮨を食べに行きたい」と計画しているとか。

そして美味しい鮨をパワーの源に、魅力溢れる歌声をまた届けてくれるだろう。


■プロフィール
RIKU 1994年生まれ、埼玉県出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、2017年にメジャーデビュー。この8月2日に「Summer Riot〜熱帯夜〜 / Everest」が両A面シングルとして発売された。和太鼓演奏グループDRUM TAOとのコラボ、ワイルドなヒップホップと異なる個性で魅了する。

Photos/Tomoya Takano(model), Mami Hashimoto@Troca(food), Styling/Toshihiro Muratome@Yolken, Hair&Make-up/Ayako Ueno@KIND, Text/Tomoko Oishi




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