「あなたの夫を共有したいです」夫の不倫相手に言われた「衝撃的なひと言」4つ
結婚してから、相手が不倫に走ってしまうこともあるかもしれません。もしかしたら、その不倫相手と対峙するような場面が出てくる可能性も。そのとき、いったいどんなやり取りがなされるのでしょうか。妻が驚愕した不倫相手の「衝撃的なひと言」というテーマで、経験のある女性たちに話を聞きました。
「彼の子どもがお腹に…」
「以前、夫がある女性と不倫をしていました。発覚後、二人で話し合い、とにかく夫は反省していて、夫婦関係をやり直したいとのこと。夫は不倫相手にもう会わないと決めていたようですが、女性のほうは別れに納得していないらしく、私が電話で話をすることになりました。するとやはり、夫に未練があるようで、別れたくないという話をしてきました。さらに、“実は、彼の子どもがお腹に…”と言い始めたんです。さすがに焦りましたが、よくよく聞くと“その可能性がある”といった感じで、結局は嘘。なんとか話はおさまったものの、かなりヒヤヒヤしました」カナ(仮名)/32歳
相手の女性は、苦し紛れに嘘をついてしまったんでしょうか。人は追い詰められると、何をしだすかわからない怖さがありますね。
「あなたとの離婚届を預かっている」
「私は既に離婚をしていますが、その原因は夫の不倫でした。発覚後に、相手の女性と電話で話す機会があったんですが、“彼は別れたがっている”と言うんです。さらに、“あなたとの離婚届を預かっている”とまで。証拠をメールで送るようにと伝えると、なんと本当に夫の名前の書かれた離婚届の画像が送られてきました。しかし、よく見ると全然夫の字ではなく、明らかに偽造。そこまでするかと呆れましたね」タエ(仮名)/35歳
男性が不倫に走る際、不倫相手に「妻と別れようと思っている」と言うのはよくあること。不倫相手の女性は、それを真に受けたすえに離婚届の偽装までしてしまったのでしょうか…。
「あなたの夫を共有したいです」
「あるとき、夫に怪しい行動が目立つようになり、不倫を疑いました。隠れてLINEを覗くと、やはり女性とのやり取りが。すぐに夫に電話をかけさせて、私が代わりに不倫相手と話をしました。すると、案外大人しい感じの女性で、やや拍子抜け。ただ、“本当に好きなんです”と、夫への思いを何度も口にしていました。さらに、“あなたの夫を共有したいです”と言ってきたのです。正直、ちょっと怖かったですね。そういうタイプの女性だったこともあり、夫も別れるタイミングを探っているところだったようです」リカ(仮名)/34歳
相手の女性は思い詰めやすいタイプだったのかもしれません。堂々と“夫の共有”を提案されたとあれば、恐怖を感じても仕方がないでしょう。
「彼と不釣り合いだと思いませんか?」
「結婚5年目のころに、夫の不倫が発覚。私は怒りに任せて、“不倫相手に会わせて”と言い、夫と不倫相手と3人で顔を合わせることになりました。不倫相手の印象は、若くて派手な感じの女性。彼女は私を見て、“彼と不釣り合いだと思いませんか?”と言ってきたのです。確かに私は、結婚後にだいぶ太ってしまいましたが、そんなことを言われる筋合いはありません。私もキレて、相手を泥棒呼ばわりし、醜い罵り合いが続きました。言いたいことをすべて出し切れたからか、話し合いが終わったあとは、なんだかスッキリした気分になりました。夫への感情もなくなり、そのときには心のなかで離婚を決めていましたね」ハルカ(仮名)/32歳
妻も不倫相手も、お互いにヒートアップしてしまったんですね。現場はきっと、相当な修羅場となっていたことでしょう…。
夫の不倫相手に言われた「衝撃的なひと言」をご紹介しました。失礼なものから恐怖を感じられるものまで、さまざまなタイプがありました。やはり、人は追い詰められると本性が剥き出しの状態になるようです。
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文・塚田牧夫