クロエが高級スイムウェア「エレス」とコラボ ビキニやレディ・トゥ・ウェアなど展開
クロエのクリエイティブ・ディレクターのガブリエラ・ハーストは「最上級のサヴォアフェールでスイムウェアを作りたい」と考え、エレスでクリエイティブ・ディレクターを務めるマリーポール・ミンチェリ(Marie-Paule Minchelli)と手を組むことを決めたという。
ビーチウェアコレクションではカッティングとファブリックでクロエのフェミニニティを表現。カラーパレットは地中海にインスパイアされたアースカラーをベースに、サマーナイトやアイコニックミルク、レッドオーカーのカラーでコントラストを取り入れた。両ブランドで定期的に使用するカラーであるダークハニーは「ネッタポルテ(NET-A-PORTER)」限定で販売する予定だという。
主なアイテムラインナップは、スイムスーツ・ビキニ6型、レディ・トゥ・ウェア2型に加えて、バスケットバッグやサンダル、サングラス、ハットなど。スイムスーツやビキニはボタニカルモチーフをブローダリーアングレーズで表現したほか、「C」のモチーフを再解釈したデザインや、翼を彷彿とさせるシルエットを落とし込んだ。ファブリックメーカーであるPeau Douceによる素材を採用し、ヒマシ油由来のポリアミドから作られたサステナブルな素材でありながら、伸縮性や抵抗性、快適さといった機能性を兼ね備えた。
レディ・トゥ・ウェアのシャツとスカートには、従来の素材に比べより環境負荷の少ないリネンを用い、エンブロイダリーを施した。バスケットバッグは数シーズンにわたりクロエとパートナーシップを組んでいる社会的企業のMifukoとのコラボで製作。サンダルやサングラス、ハットに使われたレザーはレザー・ワーキング・グループ(LWG)認定のタンナーから調達するなど、サステナビリティを意識したコレクションに仕上げた。