ファミリーマートが、「けものフレンズ」に登場する「じゃぱりまん」を商品化

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ファミリーマートは1月16日(火)から、人気アニメ「けものフレンズ」に登場する食べ物「じゃぱりまん」を再現した中華まんを発売する。全国のファミリーマート・サークルK・サンクス約18000店にて、計150万食限定。SNSで希望する声が相次ぎ、反響を受けて作中のその名の通り「じゃぱりまん」という商品名で売り出す。今回、商品化の裏側について、開発担当の方にお話を伺った。

【写真を見る】「じゃぱりまん チョコ(ラム酒風味)」と「じゃぱりまん チーズカレー」

「じゃぱりまん」とは、「けものフレンズ」の舞台となっている超巨大総合動物園「じゃパリパーク」で、様々なフレンズが食べているおいしそうな食料。おまんじゅうのような形をしていて、ピンク、茶色、オレンジなど様々な色がある。

今回発売するのは、ピンク色の「じゃぱりまん チョコ(ラム酒風味)」(130円)と黄色の「じゃぱりまん チーズカレー」(130円)の2種類。

「チョコ(ラム酒風味)」は、香りづけとコクを出すためにラムリキュールを使用(アルコール分0.2%未満)した、口当たりの良いチョコレートが中に包まれている。実食したところ、口の中でラム酒の風味が広がり、チョコのおいしさが引き立った。

「チーズカレー」は、香りよく炊き上げたカレーに、トッピングで人気のチーズを混ぜ、生地で包んだ。チーズによってカレーがマイルドな仕上がりになっているので、子供から大人まで幅広く楽しめる味だ。

なぜチョコとカレーを具にしたのか?カスタードクリームやあんこも試作したが、人気の味でしっくり来たのがチョコとカレーだったそう。外側の生地は、青や茶色も作ってみたが、目立って食欲もわきやすいピンクと黄色の2色に決まった。

表面の「の」の字に似た模様は、実は一つずつ手で白い生地を貼っている。生地を包むのも含め手作りなので、2種類で150万食が目一杯の販売個数。作るのに時間を要するので、人気だった場合も、他の種類の「じゃぱりまん」商品化の可能性は「現時点で決まっているものはありません。可能かどうかも含め精査していきたい」とのお話だった。

数あるアニメの中でも「けものフレンズ」に注目したのは、子どもだけでなく30、40代にも人気で、ファミリーマートの客層とも合っているから。開発に向け、アニメを見る以外に、世間での人気を知るために「けものフレンズカフェ」にも足を運んだそう。中華まんの時期に間に合わせるため、昨年秋に企画が出てから約2か月という急ピッチでメニューを完成させた。

けものフレンズファンにはもちろん、ファン以外にも楽しんでいただける商品」とのこと。満を持しての限定販売、ぜひ食べてみて!(東京ウォーカー(全国版)・セキノユリカ)