クリープパーマとは?

通常のパーマとどこが違う?

通常のパーマよりも、弱い薬を使っているのがクリープパーマ。
髪の毛の内部に浸透性のあるパーマ液を使い、髪の毛の大部分を構成するコルテックスに働きかけて、パーマスタイルを作っていきます。

 

クリープ期を利用する

髪の毛をロッドに巻いた状態で薬剤を塗布し、コルテックスに働きかけて、やわらかくし変形させるのです。
変形する過程をクリープ期といい、ベストな場所へコルテックスが移動していきます。

 

ダメージが少なくて持ちが良い

クリープパーマの大きな特徴として、髪の毛へのダメージが少なく、持ちが良いというところ。
いいことづくめのクリープパーマの特徴についてご紹介していきましょう。

 

痛まないってホント?

全く傷まないわけではない

もちろんパーマ液という薬剤を付けるので、全くダメージがないわけではありません。
多少のダメージはあるものの、通常のパーマと比べると圧倒的にダメージが少ないのです。

 

水分を与えながらあてる

痛みにくい理由の1つとして、水分を充てながらパーマをあてるという点が挙げられます。
パーマの過程の中に、蒸気をあてて蒸す過程があるので、水分補給をするので髪に潤いが増すのです。

 

クリープパーマの持ちは?

ゆっくりと変形させる

コルテックスにパーマ液を浸透させて、ゆっくりと変形させていくのがクリープパーマ。
通常のパーマは強制的に変形させているので、元に戻ろうとする力が働くことでパーマが緩み、パーマが取れてしまうのです。

 

折り曲げたりしても大丈夫

パーマをかけた髪を結んだり、クリップなどで挟んでクセが付いたりすると、パーマが取れてしまわないか心配になりますよね。
クリープパーマならコルテックスが変形した状態を保持しているので、心配無用です。

 

どんな人に向いている?

ダメージが気になる人

クリープパーマの特徴の1つとして、髪へのダメージが少ないことが挙げられます。
髪のパサつきやカラーでのダメージなどが気になっている人には、クリープパーマが向いているでしょう。

 

パーマがうまくかからない人

今までパーマがうまくかからなかった人も、クリープパーマなら髪の毛の内部に浸透させてパーマを作るので、今までよりもうまくかかることが期待できます。
自分好みのパーマが実現できるかも♪

 

楽にスタイリングしたい人

パーマあてた時のあるあるに、濡れているとうまくカールが出るのに、乾いていると出ないということがあります。
クリープパーマは、乾いた状態と濡れている状態とで差があまりでないので、スタイリングが楽チンです。

 

いかがでしたか?

パーマと一口にいっても、さまざまな種類のパーマが出てきています。
髪優しく、さらには持ちもいいクリープパーマは人気のパーマの1つ。
ただし、施術時間が少しか長めにかかるので、時間に余裕がある日に美容院に行くことをおすすめします。