プロが断言!どんどん「ブサ肌」になる春のNGスキンケア3つ
暖かくなってくると油断しやすくなるスキンケア。“空気の乾燥”は、冬だけではありません。暖かくなってきた春先もまだまだ注意が必要です。
そこで今回は、メイクアップアーティストの筆者が、やりがちだけど実はブサ肌になる春のNGスキンケアをご紹介します。
■1:タオルでの「ゴシゴシふき」
洗顔後、水気をふき取るためにタオルを使用するときに、ついついやってしまいがちな“ゴシゴシふき”。
洗顔後の無防備な肌は、タオルの繊維による摩擦も大きなダメージに。タオルで顔を軽く覆って押さえるようにふき取るのがポイントです。
■2:コットンを肌の上に滑らせる
化粧水のつけ方は、コットン派と手のひら派に分かれます。
商品によってメーカーが推奨する方法もありますが、コットンを使用するなら“摩擦”に気をつけましょう。いくら肌触りが良いコットンでも、使い方次第で肌への強い刺激を与えてしまうのです。
とはいえ、もちろんコットンで行うスキンケアが全般的にNGというわけではありません。コットンで化粧水をつける場合は、肌の上を滑らせるのではなく“パッティング”をチョイスしましょう。手首を上手に使いながら、ほどよい力加減で行うのがポイントです。
ただし、強くパッティングをしたからといって、化粧水がより浸透するということはありませんよ!
■3:刺激の強いコスメの使用
季節の変わり目でゆらぎやすいこの時期の肌。ちょっとしたことが刺激となり、肌トラブルの原因につながります。
肌のくすみやザラつきが気になるとき、ピーリングコスメを使いたくなりますよね? しかし、ゆらいで敏感になっている肌は、バリア機能も低下しやすく非常に敏感です。そのため、皮膚への摩擦や成分の強さから肌にダメージを与えることも。
敏感期の肌には、刺激の強いコスメの使用は控えたほうがよいでしょう。
自分の肌と向き合って、“今の肌状態に何が合うのか”を見つけるのが美肌のポイントです。アクティブに動きたくなる春。万全なケア体制で存分に楽しみましょう!
【著者略歴】
※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。
【画像】
※ Evgeny Atamanenko / Shutterstock