柑橘系の変わり種も。「ゴントラン シェリエ」に2種類の「ガレット・デ・ロワ」

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フランスの新年を祝う伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を知っている? 中にフェーブと呼ばれる陶器のチャームを入れて焼き上げたパイで、これが当たった人は幸運な1年を過ごせるといわれているそう。基本はアーモンドクリームが主役の焼き菓子だけど、中にはフルーツを使った変わり種も。

フランス生まれのブーランジェリー「ゴントラン シェリエ」では、2016年1月2日(土)から2種類の「ガレット・デ・ロワ」を販売する。予約は2015年12月27日(日)までだから、気になる女子はお早めに。

伝統的なレシピで作った「ガレット・デ・ロワ」(約20cm/3000円・写真手前)のほかに、毎年違う素材を使った「ガレット・デ・ロワ」を提供しているのが同店の特徴とか。今年はグレープフルーツを使った「ガレット・デ・ロワ キャラメリゼ・パンプルムース」(約20cm/3300円・写真奥)が登場。

「2015年はシェフブーランジェであるゴントラン・シェリエのテーマが“柑橘類のフルーツ”であるため、今回はさまざまな柑橘類で試作し、アーモンドクリームと相性のよいグレープフルーツに決定しました。果実の味を引き立てるために、パイ生地の表面をキャラメリゼしています」と、広報担当の中村さん。

果汁を生地に加えているため、グレープフルーツのフルーティな酸味が味わえる仕上がりに。一方、定番の「ガレット・デ・ロワ」は、バターが香るパイ生地とアーモンドクリームを組み合わせた素朴な味わいで、コーヒーや紅茶との相性も抜群だそう。

「フェーヴは別添えでご用意していて、これには光彩を意味する“eclot”という言葉が書かれています。新年のお祝いとフレッシュな柑橘のイメージから、ゴントラン本人がインスピレーションを受けて選んだ言葉です」(同)

ひと味違う伝統焼き菓子で、フランス流に新年を祝うのも楽しいかも。