「偉そうに!」と先輩の反感を買ってしまう新人の一言9パターン
自分には悪気がなくても、ふとした一言で先輩を怒らせてしまうこともあるようです。では、どんなことに注意すればそれを回避できるのでしょうか。そこで今回は、20代から40代の未婚女性500名に聞いたアンケートを参考に、「『偉そうに!』と先輩の反感を買ってしまう新人の一言」をご紹介します。



【1】「忙しいのでムリです」と仕事を断る
「新人が私より忙しいはずないでしょ!」(20代女性)というように、自分の都合を優先させて先輩の仕事の手伝いをないがしろにすると、「新人のくせにラクをして!」と反感を買ってしまうかもしれません。忙しい場合も「あと30分後ならできます」など、代案を提案してはいかがでしょうか。


【2】「暇なら手伝ってください」と先輩に仕事を手伝わせる
「誰にモノをいっているの?」(20代女性)という声もあるように、「暇なら」など、言わなくて良い余計な一言が、相手をいらつかせることもあるようです。先輩に仕事を頼む場合は、「お忙しいところ申し訳ないのですが…」など、極力下手に出たほうがいいでしょう。


【3】「どうも」「お疲れさま」など挨拶がフランクすぎる
「友達じゃないんだから、その言い方はおかしいでしょ」(30代女性)というように、せっかく挨拶をしても、言葉選びを間違えると非常識だと思われてしまうようです。「ごくろうさまです」など「一見丁寧そうでも本来目上の人には使わない挨拶」もあるので、自信のない人はビジネスマナーの本を読んでみてはいかがでしょうか。


【4】「○○ってことですよね?」と説明を遮って要点を確認する
「まだ私の説明が終わってないのに!」(30代女性)という声もあるように、話を途中で遮ると、先輩に不快感を与えてしまうようです。疑問点がある場合もメモしておいて、最後まで話を聞いてから質問するといいでしょう。


【5】「原因は○○ですね」と先輩のミスを分析する
「あなたに言われなくてもわかっているんですけど!」(30代女性)という声もあるように、たとえ正確な指摘だったとしても、後輩にミスを分析されると腹立たしい気持ちになる先輩もいるようです。特に、落ち込んでいる先輩に意見をすると、追い打ちをかけることにもなりかねないので、そっとしておくほうが無難でしょう。


【6】「この方法のほうが効率的ですよ」と自分のやり方を押し付ける
「私にアドバイスするなんて10年早い!」(30代女性)というように、得意げに自分のやり方を披露すると、先輩から「生意気だ」と思われてしまうこともあるようです。先輩に良いやり方を教えたいときは、「私はこの方法でうまくいったんですが…」と、参考程度に「お知らせ」してみてはいかがでしょうか。


【7】「上手いですね」とやたらと上から目線で褒める
「後輩から、まるで上司のような態度で褒められても反応に困る」(30代女性)など、「上から目線」と受け取られかねない褒め言葉では、「何様?」と思われても仕方がないでしょう。「やっぱり先輩はすごいです!」など、憧れを強調するような表現を心がけてはいかがでしょうか。


【8】「○○ってわかりますか?」と先輩の能力を疑うような質問の仕方をする
「『バカにしてるの?』と言いたくなる」(30代女性)など、確認の仕方によっては、小馬鹿にしているように聞こえてしまうこともあるようです。あらかじめ「○○について質問したいのですが…」と前置きすれば、勘違いされずに済むでしょう。


【9】「前も言ったと思いますけど…」とため息まじりに説明する
「言い方がカンにさわる」(30代女性)という意見もあるように、たとえ何度か同じ質問をされていたとしても、あからさまにげんなりした態度をとるのは、先輩に対して失礼でしょう。無駄に怒らせないためには、不満は隠して説明したほうが賢明かもしれません。


先輩をいらだたせてしまう原因は、生意気な発言にある場合が多いようです。上から目線の発言をしていないか、一度振り返ってみましょう。ほかにも「『偉そうに!』と先輩の反感を買ってしまう新人の一言」について何かエピソードがあれば教えてください。みなさんのご意見をお待ちしています。(持丸未来)


【調査概要】
期間:2013年5月16日(木)から5月23日(木)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の未婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査