12月17日(金)に全国公開された映画『偶然と想像』。人生を大きく、静かに揺り動かす「偶然」をテーマにした3つの物語が織りなされる本作は、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞しました。濱口竜介監督へのインタビュー後編では、本作の企画段階から「時間をかけること」をコンセプトに据えていたという点に着目。時短や効率化など、スピードアップすることが重視される時代において、あえて時間をかけること