死後はミイラになって残りたい!世界にたった一つの「ミイラ・サービス会社」
マイナビ世代の女子なら「インディー・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの映画は記憶に残る冒険モノなのではないでしょうか。
このような古い時代背景の宝探し系の映画に、必ずといって言いほど登場するのが「ミイラ」。決して主役ではないのですが、主役並みの恐ろしい存在感を放っています。
ミイラは昔のものというイメージがありますが、アメリカのソルトレイクでは世界にたった一つ、遺体をミイラにしてくれるサービスを提供する会社「SUMMUM」があります。
この会社はクラウド・ノーウェル氏によって1975年に創設されました。
人間だけではなく、愛犬や愛猫などペットをも亡くなった日とほとんど変わらない姿でミイラとして保存できるというのです。一体どんな技術でそんなことができるようになったのでしょう。
まず亡くなった遺体から血液を抜き、臓器も取り出されます。
その後、中身が空っぽになった遺体は、丁寧にSUMMUM特製の液体に70日間浸けられます。70日の後に体はラノリン油とワックスでお手入れをされ、コットンのガーゼに包まれ、その上から合成ゴムをかけて、しっかりと乾燥させます。
最後にファイバーグラスで作られた特製の包帯を体に巻き付け、依頼者の好みの姿勢に整形します。
すべてのプロセスが終わるまで、90日ほどかかりますが、ミイラが出来上がったら、銅やスチールの棺に納められます。
動物も人間もまるで生きているように見える美しいミイラ。
古代エジプトではミイラを作るのは当たり前の習慣でしたが、映画で見るようにちょっと怖くて、汚いイメージがあります。
しかしSUMMUMで行っているミイラ制作最新の技術が凝縮されているので、ミイラのイメージが払拭されるでしょう。
ミイラで埋葬されたい人いませんか?
Summum Mummification Services Who Needs Coffins When You Can Spend Eternity as a Mummy?
http://www.odditycentral.com/news/summum-mummification-services-who-needs-coffins-when-you-can-spend-eternity-as-a-mummy.html