女性を超えるモデル アンドレイ・ペジック、10年後は故郷で畑仕事？

中性的なルックスで男性でありながらウィメンズ・ウエアのモデルとしても活躍しているアンドレイ・ペジック（Andrej Pejic, 19）が、将来の展望について語った。

地元オーストラリアのマクドナルドでアルバイトをしていたアンドレイがスカウトされたのは、今から2年前のこと。ユニークなルックスでファッション界の寵児となったアンドレイは、マーク・ジェイコブス（Marc Jacobs）など世界的な人気デザイナーのショーに次々と出演。10代にしてトップモデルの仲間入りを果たしたアンドレイだが、本人は自身のキャリアが短命に終わることを予期している。「今のところモデルの仕事を楽しんでいるけれど、10年後は果物の収穫を仕事にしていると思うよ。5つの大陸から迎えた養子たちと一緒に、オーストラリアの奥地に住んでいるだろうね」と、アンドレイは雑誌のインタビューで話している。

唯一無二の存在感で一躍売れっ子になったアンドレイは、その個性ゆえに人気モデルとしてのプレッシャーに悩む必要がないという。「今の僕はサイズ6なんだ。以前はそうじゃなかったけれど、ジムに行くのをやめたから前ほど大きくなくなったんだよ。もちろん食事には気をつけなくちゃならないけれど、まったく気にしないことも多いね。僕は減量しろと言われたこともないし、見た目について何か指示されたこともないんだ。僕に当てはまるカテゴリーがないし、比較の対象になるような人もいないからね」と、アンドレイは語っている。