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米大ヒットTVシリーズ「24」のジャック・バウアー役として世界中のファンに知られるカナダ出身の人気俳優キーファー・サザーランド（Kiefer Sutherland, 44）が、現地時間7日、彼にとって初となるブロードウェイの舞台に登場した。

キーファーは、悪役からヒーローまで幅広い演技で長年にわたりTVや映画で活躍を続けてきた。そんな彼が、満を持してついに米演劇界の中心地であるニューヨーク、ブロードウェイの舞台でステージ・デビューを果たすこととなった。

由緒あるバーナード・B・ジェイコブズ劇場にて公演される舞台「The Championship Season（原題）」は、キーファーの他にもクリス・ノース（Chris Noth）、ジェイソン・パトリック（Jason Patric）、ブライアン・コックス（Brian Cox）、ジム・ギャフィガン（Jim Gaffigan）といった名優らが共演することでも話題になっている。

米俳優／劇作家の故ジェイソン・ミラーによるこの舞台劇は、カトリック系高校バスケ・チームの面々がコーチの家に集まり再会を果たすことから始まるドラマを描いた物語で、キーファーはタフでクールなジャック・バウアーとは一味違った偏屈者の校長先生という役どころを演じる。米情報サイトNPRによるとキーファー扮するキャラクターは嫌われ者で、おまけに歯も抜けているさえない男ということ。同舞台の公演は5月29日まで行われる予定だ。

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