間もなく行われるアメリカの大統領選挙。ジェニファー・ローレンスが民主党のカマラ・ハリス候補を支持することを明らかにした。雑誌『ピープル』のインタビューで語っている。

ジェニファーがハリス候補を支持する理由は「中絶する権利が文字通り投票用紙に書かれているから」。ハリス候補が、女性が生殖に関して自分の身体に対して持っている権利のために闘う姿勢を見せている点を挙げた。「私が彼女に投票するのは彼女が素晴らしい候補者であり、生殖に関する権利を守るためにできることは何でもしてくれると思うから」。さらにジェニファーは「大切なことは中絶を禁止するような人物をホワイトハウスに入れないこと」とハリス候補への支持を訴えた。

ジェニファーは現在プロデューサーとして2作のドキュメンタリー映画の製作に取り組んでいる。1作はタリバンの支配下に置かれたアフガニスタンで生きる3人の女性を追った『Bread and Roses(原題)』、もう1作は中絶する権利を求めてテキサス州を訴えた女性の姿を描いた『Zurawski v Texas(原題)』である。ジェニファー曰く「私が政治に関わるたびに、ネット上のヘイターたちは私が学校に行っていない、中学校も中退していて正統な教育を受けていないと言いたがる。でも私はストーリーを語る中で学んできた」。ジェニファーは自分の製作会社を立ち上げているが、映画を作り宣伝することで他の人を啓発することができると話している。「それが映画やドキュメンタリーの美しくて素晴らしい部分。事実やニュースを聞いたり、何かが起きたと耳にしても実際に起きていることを目の当たりにしないと人はそれを忘れてしまう」。自分をフェミニストだと称し、女性の権利を守るための作品作りに取り組んでいるジェニファー。選挙結果と同時に彼女のこれからの活躍も楽しみにしたい。