【1/9〜1/15の運勢】1月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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2023年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡



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今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


得体の知れない存在になっていく


今週のおひつじ座は、性的な結びつきより、友愛的な結びつきをこそ大事にしていこうとするような星回り。

ヴァージニア・ウルフが小説『オーランドー』で表現しようとした両性具有的な人間は、オーランドーというひとりの登場人物に「男」の前半生を生きさせた後で、身体を「女」に変身させ、戸惑い混乱する時期を経て内面が少しずつ両性具有的になっていくというプロセスを描いています。

女性になってからのオーランドーは、徐々にそれまで入れ込んでいた中性的女性サーシャへの独占欲がうすれ、代わりに紳士階級の冒険家シェルマディーンと接近。それは性的な結びつきというより、友愛的な絆に近いものでした。

あなたもまた、自身を特定のジェンダーからどうしたら解き放ち、ゆるやかにそれを受け入れていけるかを模索してみるといいでしょう。

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今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


シンプルイズベスト


今週のおうし座は、長続きする豊かさへと回帰していくような星回り。

『葱焼いて世にも人にも飽かずをり』(岡本眸)という句のごとし。どうしても脇役感が強い葱ですが、葱を焼いて食べてみると、それが本来の甘みをもっとも引き出す食べ方であることがしみじみと分かるはず。

同様に、人付き合いであれ暮らしぶりであれ、できるだけシンプルに過ごしていくことが、「飽かず」にいられるためのコツなのかも知れません。

あなたもまた、さりげなくコツコツ続けられることのありがたみと大切さを噛みしめていくべし。

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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


綱を渡って歩いていく


今週のふたご座は、ぎこちなく動いていた自分にいのちを吹き込んでくれたものに、思い当たっていくような星回り。

数々のシェイクスピア劇を演出してきたピーター・ブルックが、本物の舞台を生みだすため、長年かけて作りあげた取り組みに「タイトロープ」という、有名なワークショップがあります。

何かを学んでも頭で考えるばかりで、それが実際の身体の動きや視線の置き方などに落とし込まれ、動きと連動していくのでなければ、誰かの心を動かし、痕跡を残すような域にまで達しないし、その域をこそクオリティと呼ぶのだそう。

あなたもまた、みずからの足運びや指の動き、目線を自然な動きにして、繋げてくれるもの、自身の発揮しうるクオリティの源が何なのかということを改めて問うてみるといいでしょう。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


胸の奥底に流れる調べ


今週のかに座は、できるだけ本能にかなった“調べ”に身を浸していこうとするような星回り。

『どんど焚く初めにことば次なる火』(岡本眸)という句のごとし。

「火」「炎」のもつ不規則なゆらぎは人間に不思議な安心感をもたらしますが、掲句においても「次なる火」は、単にその“意味”をこえて一句全体を包みこむような“調べ”となって、意味以上の世界を現出させているように思えます。

あなたもまた、古くなってしまった「ことば」を解消し、大きな火の調べによって送り返していきたいところ。

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今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


おとな時間を殺す


今週のしし座は、人生にひとつ「花」を咲かせていこうとするような星回り。

哲学者の山内志朗は『目的なき人生を生きる』という著書の中で、「人生にも<しっぽ>があるのだろうか」という問いを立てた上で、次のように述べています。


「報われることを、しかも功利主義的にコストとリターンの合理的関係や効率性を求めるのであれば、エコノミック・マシーンに改造してもらうのが一番よい。人生の<しっぽ>を生き延びるためには、依存症であろうと生きるスタイルを見つける必要がある。一番重要なのは、「時間を殺す(kill time)」ことだ。」


あなたもまた、“余りもの”を持て余さないでいられる、自分なりの人生の<しっぽ>の過ごし方への実感を深めてみるといいでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


希望を掘り返す


今週のおとめ座は、以前とは異なる自分自身に不意に思い当たっていくような星回り。

『なんとなく松過ぎ福神漬け甘き』(岡本眸)という句のごとし。おせち料理やお雑煮など、特別な料理に飽きてきた頃のカレーライスには、どこか新鮮な味わいがあるもの。

微妙に以前と何かが違うのは、自分自身が以前の自分と違っているからであって、恐らくそれが微妙に強まって感じられた「福神漬けの甘さ」として意識に浮上してきている訳です。

あなたもまた、「福神漬けの甘さ」のようなさりげない変化のシグナルを捉えていくべし。

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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


純粋な戯れを


今週のてんびん座は、できるだけ余計な意図も狙いもないところで、交わりを結んでいこうとするような星回り。

社会の絆の存在論的根拠を問うた思想家ハンナ・アーレントの『アウグスティヌスの愛の概念』では、「Amo: Volo ut sis.(アモー・ウォロ・ウト・シス) 」というラテン語の重要な一文が取り上げられています。

直訳すれば「わたしは愛する。わたしはあなたが存在することを欲する」。実際どこまでの重さをもって書かれた言葉なのかは、正直わかりませんが、何らかの思いの奔流が確かに存在したのだろうということだけは、事後的にそれを後追いしている私たちにも感じ取れるはず。

あなたもまた、そんな「こんにちは」とか「もしもし」といった、それ自体では何も語っていないがゆえに豊かであるような無心の祈りの先に、交わりを育んでいきたいところです。

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今週のさそり座の運勢

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寝返り打ったら別の顔


今週のさそり座は、物語を一層も二層も遡っていこうとするような星回り。

『前(さき)の世もその前(さき)の世も海鼠かな』(西嶋あさ子)という句のごとし。海鼠(なまこ)はその特別に気持ちの悪い見た目のために、その姿を見て驚くだけでなく、ついついそこに物語を読み込み、幾重にも意味を帯びさせ、経験の地平を重層化させていかざるを得ない存在となっています。

しかし、そういう意味ではじつは海鼠というのは人間やその歴史とも、よく似ているのだとも言えるのではないでしょうか。

あなたもまた、海の底に横たわる謎のごとき自身の歴史や、そのグロテスクな在りようについて自覚を深めていくべし。

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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


コンタクトのハードルを下げる


今週のいて座は、ささやかながらも、確実に再生への希望を取り戻すための一手を打っていくような星回り。

悪い状況がさらに悪循環に入っていくきっかけとなるのは、会話のハードルが上がって、個々がバラバラになってしまうことであり、その意味で、毎日のちょっとした気候の変化や玄関の鉢植えについて会話するような、ごく軽いコミュニケーションの回復こそが生命線となっていくのだそう。

たとえ行政が破綻したとしても、人々の暮らしは続いていく。そのことを、私たち日本人は3.11やコロナ禍でつくづく痛感してきたはず。

あなたもまた、そうした生命線を改めて繋いだり、太くしていくべく、ちょっとした声かけや連絡を意図的に取ってみるといいでしょう。

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今週のやぎ座の運勢

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影との付き合い


今週のやぎ座は、昨年やり残したことや忘れてはいけない過去を、改めて脳裏に刻みつけていくような星回り。

『くらがりに歳月を負ふ冬帽子』(石原八束)という句のごとし。作者は主要新聞の俳壇選者や現代俳句協会の顧問を歴任してきた人物でしたが、一方で幼時から病弱で、偉くなっていく社会的な立場と自身の内面的な背景とのギャップを、いつもどこかで抱えていたのかも知れません。

冬の濃く深い「くらがり」で冬帽子をかぶるという動作は、そうしたギャップへの自覚を自身に促すための重要な儀式だったのではないでしょうか。

あなたもまた、ついつい開いてしまいがちな立場と背景との開きを、グッと引きしめていきたいところです。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


事実をカッコに入れる


今週のみずがめ座は、事実どうであるかよりも、豊かな物語であるかをこそ優先していこうとするような星回り。

実際に血のつながらない親子の関係を描いた、瀬尾まいこの『卵の緒』という短編小説があります。小学生の育夫が「へその緒を見せて」と母親に頼むと、母親は卵の殻を見せ、けろりとした顔でこう言ってみせるのです。「母さん、育夫は卵で産んだの」

この小説は、目には見えないけれど、確かな絆や暖かな繋がりの存在を感じさせてくれるのですが、だからこそ、逆に血は繋がっていても一見そうとは分からない暴力や支配を含んでしまう、現実の親子関係の残酷さをも照らし出しているように思います。

あなたもまた、生まれ育った環境や両親に対する思いのなかに、もし未だ抱えているしこりがあるのなら、いっそ自身の出自をめぐるイメージを大胆に書き換えてみるといいかも知れません。

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今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ


器から思い溢れる


今週のうお座は、いつの間にか忘れていた自分自身を再発見していくような星回り。

『冬浜に沖を見る子のいつかなし』(西東三鬼)という句のごとし。冬の浜辺はただでさえ寂しい感じのする場所ですが、そこに小さな子どもがひとりでいるというのはいかにも不自然な“異物”のように感じられたはず。

作者は「それだけのことだ」とは言いつつも、そんな異物たる子どもにどこか親近感を覚えていたのではないでしょうか。いつの間にか消えていたという言い方で終わるのも、心の奥底に通じている存在であることをかえって強調しているように感じます。

あなたもまた、自然とそうした心の奥底に通じている存在との出会いや逢瀬に、ふっと開かれていきやすいでしょう。

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