頭頂部の髪が薄くなってきた…その原因と対処法とは？
毎日仕事に、家のこと、身の周りのこと、やることが多すぎて寝不足だったり、ストレスが過度にかかったりしますよね。
また季節の変わり目（秋）になると、『抜け毛が多くなった…』と感じる方も多いのではないでしょうか。
なぜ、秋になると髪が抜けやすいのか、またなぜ頭は上のほうが薄くなりやすいのか、解説していきます！
秋に増える抜け毛の原因
・夏のダメージによるもの夏はとくに紫外線が強く、また暑い時に髪をしばっていることが多くなかったでしょうか。
髪をしばっている場所をこまめに変えないと、しばっているところに紫外線が直接あたるので、そこからダメージを受け、髪の毛が細くなります。
また、冷房による乾燥や、海に行った時の潮風もダメージの原因となっています。
髪の牽引によるもの長時間髪をしばっていると毛根に負担がかかり、これも抜け毛の原因となります。
夏は髪の牽引や、強い紫外線により負担がかかりこの季節の変わり目（秋）に抜けてしまうということが多いのです。
なぜ髪の毛は頭の上から薄くなっていきやすいのか？
男性と女性で違いはありますが、ホルモンバランスによるものです。
また頭頂部には筋肉がなく、栄養がいきわたりにくいため血流をよくしてあげる必要があります。
側頭部から後頭部にかけては筋肉があり、栄養がいきわたりやすいので頭頂部と比べると髪が太い傾向があります。
頭頂部だけ薄いのって、どう対処していいか悩んでる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
頭頂部が薄くなってきた…と感じたら頭皮マッサージをしよう！
頭頂部が気になってきた、という方は対策として頭皮のマッサージをすることをオススメします。
また市販で売っている頭皮用のブラシなど、使われている方も沢山いるかと思いますが、使い方を誤ったり、あまりにも固いものを使用したりしていると、逆に頭皮に負担をかけてしまい、結果抜け毛につながることもあります。
夏の紫外線や牽引によるダメージがこの秋口になってきたら出てきますが、こんどは秋〜冬にかけて頭皮の乾燥によるトラブルもでてきます。
健康な髪を作るには健康な頭皮からなので、頭皮ケアをまず第一に考えていきましょう。
自宅にしろ、美容室にしろ、毎日やってるケアよりも少しこだわったケアを季節の変わり目はとくにプラスしてみてはいかがでしょうか。
しかし、マッサージは継続して続けることで、長期的な目で見れば効果が現れるものであり、即効性はありません。
今すぐ薄毛を隠したい人には向いていませんね。そこで、「ヘアカバー」というものをご紹介します！
髪が増えて見える！「ヘアカバー」って何？
薄毛というのは、人によっては大きな問題にもなることです。
髪の毛が薄いことを気に病む人も多く、特に他の人にどのように見えているか？ということを気にしてしまうのです。
そんな薄毛に悩む人の強い味方となっているのが、ヘアカバーというアイテムです。
「ヘアカバー」とはヘアカバーとは瞬時に髪の毛が増えたかのように見せることができるアイテムです。
ヘアカバーをふりかけと、頭皮を黒くすることができ、また髪を太く豊かに見せることができるのです。
これによって髪の毛があるように見えます。
頭皮などの地肌が見えてしまうと、薄毛も目立ってしまいます。
そこをうまくカバーしてくれるのがヘアカバーといえます。
特に薄毛の初期、中期で、まだ自分の髪の毛があるという方におすすめのアイテムです。
簡単にその場で髪の毛が増えたかのように見えるのでお勧めです。
多くのヘアカバーはスプレーで発売されており、気になる部位に振りかけるだけの簡単仕様です。
しかも雨・汗に強く落ちにくくなっているので安心して使用できます。
それでいてシャンプーで洗い流せるため、まさにインスタントの増毛アイテムといえます。
「ヘアカバー」を使うメリットと注意点メリット1:気軽にケアできる
ヘアカバーは薄毛部分だけに使うことができ、しかもスプレータイプなので基本的に振りかけてセットが終わります。
ウィッグのようにきちんとセットできていないと違和感があるなどの心配はありません。
なにせ自分の毛をある程度利用しているので、とても自然に見えます。
ヘアカバーは簡単に薄毛を隠すことができるので、多くの人から愛用されています。
メリット2:薄毛のストレスからの解放
薄毛を悪化させてしまう要因の一つとして、薄毛へのストレスがあげられます。
薄毛であることに悩み、それが体へ悪影響を与えてしまい更なる薄毛を招いてしまうのです。
しかしヘアカバーを使うことで、瞬時に薄毛ではなくなります。そのために周りの目を気にすることなくなり、ストレスフリーになります。
注意点:怪我・炎症があるときには使用を避ける
ヘアカバーは直接頭皮に付けるアイテムです。もちろんヘアカバーで使用しているパウダーはお肌に優しいものですが、万が一のことを考えて頭皮に怪我・炎症がある状態であれば、それが治まるまで待ちましょう。
炎症がひどくなってしまうと、薄毛の原因になることもあります。頭皮の状態がいいときに使用するようにしましょう。
また、セルフケアではどうにもならない、本格的に薄毛を治したい場合、皮膚科を受診することをおすすめします。
皮膚科で処方される薄毛治薬とは？
薄毛で皮膚科に行く理由薄毛の改善を医療機関で受けたい場合は、皮膚科での診察を受けます。
なぜ皮膚科での診察なの？と思われるかもしれませんが、医学的には髪は皮膚の一部が変化したものと考えられていることが理由です。
また薄毛の原因には、脂漏性湿疹や接触性皮膚炎といった頭皮の病気である場合もあるので、これらを症状がないか検査できるため、皮膚科での診察が適しています。
薄毛治療薬の処方も皮膚科で行っていますので、薄毛治療薬を処方してもらっている方も、皮膚科での診察を受けると良いです。
処方してくれる薬の種類皮膚科での薄毛治療は薬物療法が主になっています。処方している薄毛治療薬は「フィナステリド」、「デュタステリド」、「ミノキシジル」といったものになります。
・「フィナステリド」
内服タイプの脱毛ホルモン治療薬です。
脱毛男性ホルモン変換酵素を抑制することを目的とした薬です。
男性型脱毛症の治療の基本となっている薬のため、もっとも薄毛治療に使われている薬となっています。
・「デュタステリド」
内服タイプの脱毛ホルモン治療薬です。
こちらは皮脂腺から分泌される、脱毛男性ホルモン変換酵素にも抑制効果があるとされ、男性型脱毛症治療に効果がある薬です。
・「ミノキシジル」
ミノキシジルは、毛根の血管拡張による発毛促進を促すことを目的としています。
ミノキシジルには、内服薬と外用薬（外用育毛剤）の2種類があります。
最後に薄毛治療の診察は健康保険の適応外になるため、すべて自費での診察になります。
同じく処方される薬も適応外になりますので、注意が必要です。
また薄毛治療薬には、副作用の症状が出やすいこともあります。
内服タイプの副作用には食欲不振、全身倦怠感、精力減退などの副作用が確認されています。
外用タイプでも、皮膚の痒みや赤みが確認されています。
副作用の症状は、誰もが発症するわけではないのですが、使用前に確認しておく必要があるので気を付けましょう。
