境内を通るローマ式赤レンガの水路閣/南禅寺

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「南禅寺」は、臨済宗南禅寺派の大本山。秋になると境内が美しく染まる紅葉の名所は、初夏から夏にかけては青々としたすがすがしい表情に。琵琶湖疏水を引いた水路閣や歳月を重ねた木造建築の三門周辺など、古都ならではの夏の絶景を目に焼き付けて。<※情報は関西ウォーカー(2017年7月4日発売号)より>

【写真を見る】アーチ型の橋脚は絶好の撮影スポット/南禅寺

■ ノスタルジックな水道橋や三門が緑に包まれる夏ならではの絶景を

境内を通るローマ式赤レンガの水路閣。周囲に青もみじが点在し、古刹の夏を華やかに彩る。

アーチ型の橋脚は絶好の撮影スポット。

江戸初期の代表的な枯山水庭園として知られる方丈庭園も見もの日本。

大門に数えられる三門からも夏景色が。

塔頭の天授庵には、池泉を主とした庭と枯山水の風情の異なる2つの庭園がある。

■ 南禅寺でできることはコレ!

【写経会】南禅院で道具不要で写経が体験できる。<電話:075-771-0365 毎月15日の13:00〜15:00(最終受付12:55、8月は休会) 料金:納経料1000円>

【御朱印】南禅寺の仏殿の名称、金剛王宝殿と記された御朱印は、方丈庭園受付横の授与所で授かれる。

【暁天坐禅】龍渕閣(りょうえんかく)では約10分の法話を含む約60分の坐禅体験が。<電話:075-771-0365 時間:第2・4日曜の6:00〜7:00(10分前に会場に集合、1月第2・12月第4および8月は休会) 料金:無料>

■ 哲学の道にある風情豊かな空間で和スイーツを

「叶 匠壽庵 京都茶室棟」は、滋賀大津発祥の和菓子店。「祇園辻利」の抹茶アイスや自家製小豆が上品な「抹茶パフェ」(1080円)などでほっこりできるほか、銘菓も購入できる。(南禅寺から徒歩10分)

■叶 匠壽庵 京都茶室棟<住所:京都市左京区若王子町2-1 電話:075-751-1077 時間:10:00〜17:00、イートイン〜16:30(LO16:10) 休み:水曜 (季節により異なる) 席数:20席>

■ 「KANSAIかき氷コレクション」にも参加の冷菓

シンプルなケーキが好評な洋菓子店「菓子・茶房 チェカ」の夏の名物は、定番人気の純生プリンを丸ごと閉じ込めた「プリン」(1000円)などのかき氷。2階の茶房で堪能できる。(南禅寺から徒歩10分)

■菓子・茶房 チェカ<住所:京都市左京区岡崎法勝寺町25 電話:075-771-6776 時間:10:00〜19:00 休み:月曜、火曜 席数:16席>

■南禅寺<住所:京都市左京区南禅寺福地町 電話:075-771-0365 時間:8:40〜17:00(最終受付16:40) ※季節により異なる 休み:なし 料金:拝観無料、方丈庭園(500円)、三門内部(500円) 駐車場:12台((1000円/120分)、以降(500円/60分) 交通:地下鉄蹴上駅より徒歩10分>【関西ウォーカー編集部】