注目のグルメや厳選された物産品も!代官山T-SITEで「富山マーケットin代官山2016」

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富山県といえば、雄大な立山黒部アルペンルートの山々など自然が豊かなうえ、日本海の富山湾で獲れる新鮮な魚を楽しめる土地。この春に北陸へ旅の計画がある女子は、その前に都内で富山県の魅力を発見して。

2016年2月20日(土)、21日(日)の2日間、「代官山 T-SITE GARDEN GALLERY(ティーサイト・ガーデンギャラリー)」では、「富山マーケット in 代官山 2016」を開催。富山のグルメや地酒、伝統工芸品などを展示、販売するほか、伝統技法「螺鈿(らでん)」体験ができるワークショップなども行う。

写真は、大正12年創業の老舗「川上鱒寿し店」が販売する富山名物「ます寿司」(1段 1400円、1きれ200円)。半レアに仕上げたジューシーな鱒と富山県産米のもちもちした食感が、絶妙のバランスとか。

「深層水仕立ての牡蠣、ます寿し、地酒、伝統工芸品など、厳選した富山の“こだわり”を揃えました。また、螺鈿ネイルアートの体験コーナーなどもありますので、ぜひ、ご来場ください」と、富山県観光課の辻井さん。

会場では、体験型の観光プログラムを提案する「大人の遊び、33の富山旅。」という、60ページほどのハンドブックを配布。こちらのガイドブックと連動した販売もあるそう。
例えば、ハンドブックで紹介されている入善(にゅうぜん)町の「にゅうぜん街中オイスターロード」からは、「蒸し牡蠣」(1個300円、4個1000円)や「特製牡蠣マリネ」(3個500円)が登場。

「入善町はとびきりおいしい牡蠣が味わえるエリアとして、いま、注目されています。沖合3キロ、水深384mからくみ上げる海洋深層水で、各地から集めた牡蠣を浄化していることがおいしさの理由です。そうすると菌が抑えられるうえ、栄養価も保たれて、味がまろやかになるんですよ」(同)

こちらは、100%自社原料のみで生産している希少な地ワイン「氷見産ワイン」(1杯500円)や、立山連峰の名水で醸した自慢の地酒(1杯200〜300円)とともに味わって。


また、「富山いいものセレクト」と題したコーナーには、経済産業省が優れた地方の特産を世界に発信するプロジェクト「The Wonder 500(TM)」に認定された伝統工芸品が、さまざまに並ぶ。

そのひとつである「しけ絹」は、富山県の伝統の手織り製品で、柔らかい肌ざわりで軽量なのが特徴とか。通常は蚕(かいこ)1頭が1つの繭をつくるのに、まれに2頭が協力してひとつの繭玉を作りだすものがあり、その繭からできる糸を織り上げたのが「しけ絹」。太さが均一でないため、独特な模様が表れる。

写真は、明治10年創業の「松井機業」で6代目見習いの松井紀子さんが考案した、城端しけ絹「ヨハナス ストール」(21600円)。夏は涼しく冬は暖かいというから、これからの季節にも重宝しそう。


30年にわたってガラス工芸作家の育成に取り組んでいる富山市は、ガラス工芸作家の活動拠点のひとつである「富山ガラス工房」の若手作家の作品を出品。

写真は、工房の定番コレクションとして制作している蕎麦猪口(そばちょこ)の「CHOCO(ちょこ)」(3240円〜)。口径約7.5cm の「スタンダード」と口径約8.5cm の「ラージ」の2 種類があり、手のひらサイズのかわいい器なので、ちょっとした惣菜を盛り付けたりグラスにしたり、いろいろな使い方ができそう。


さらに、江戸時代にはじまった伝統工芸・高岡漆器を体験できるコーナーもあって、2種類のプログラムを用意しているそう。ひとつめは「螺鈿ネイルアート」で、ネイリストの松由香理さんが伝統技法「螺鈿(らでん:あわび)」を使ったネイルアート(1本1500円、所要時間15分、2本まで)を施してくれる。

もうひとつの「装飾体験」(材料費込み体験費2000円、所要時間約30分) では、箸やストラップ、ペンダントなどに装飾して、オリジナル作品を作ることができるとか。こちらは、伝統工芸士がきれいに仕上げてくれるから、素敵なお土産になるはず。

期間中はそれぞれ先着500名に「富山のおいしいお水」を配布するほか、商品購入者には宿泊券や物産品が当たる抽選会に参加できる特典も。グルメや日常に使える工芸品、富山の文化に触れて。