奥入瀬渓流ホテル

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神秘的な瑠璃色の色彩から神秘の湖と呼ばれる十和田湖。そこから流れ出る水が、清らかな瀬音となって注ぎ込むのが奥入瀬渓流だ。奥入瀬川と呼ばれるようになるまでの、この約14kmの渓流は、14の滝が様々な表情を見せる日本有数の景勝地として人気のスポット。

「十和田湖および奥入瀬渓流」として、文化財の特別名勝および天然記念物に指定されており、十和田八幡平国立公園に指定されている。その国立公園の中にあり、唯一奥入瀬渓流のほとりに佇んでいるのが、奥入瀬渓流ホテルだ。

このホテルは、常に奥入瀬の自然とともにある。苔のむす岩、その間をゆく清流、生い茂る木々。四季折々の奥入瀬の自然美が、朝から夜まで刻々と変化していく様子を贅沢にも間近に感じることができるのだ。なかでも、渓流が最も美しいのがひと気もまばらで、まだ静寂に包まれている早朝。空気は澄みわたり、小鳥がさえずり、朝の木漏れ日が多様な色彩を見せる中、渓流が優しいせせらぎを響かせている。渓流に近いという立地には、そんな特別な奥入瀬を独占しやすいという利点が。だからこそ奥入瀬渓流ホテルは、ここだけが可能な“記憶に残る極上の朝”を、さまざまなプログラムを通して体験させてくれるのだ。例えば、「渓流で朝食を〜渓流でほおばる朝のお弁当〜」(朝食付宿泊料にプラス1,575円)。川霧の美しい渓流を散策した後、ピクニック気分で用意されたお弁当をいただける。ホテルにある渓流沿いの外庭でバイキング形式の食事を取ることができる「メイプルリーフ〜渓流テラスで朝食を〜」も人気だ(朝食付宿泊料にプラス1,575円)。

また、朝食前に参加できるちょっと特別なプログラムも豊富。秋からは、朝の新鮮な空気、渓流が発するマイナスイオンを存分に吸い込みながら森林浴もできてしまう「渓流タイチー(太極拳)」もスタート。リラックス効果も大いに期待できるという(奥入瀬源流水つきで500円)。また、ホテルから車の送迎がつく「日本一のブナの巨木“森の神”と出会う」は、八甲田山中に静かに佇む推定樹齢400年の日本一のブナの巨木を間近に見られるプログラム(大人1,050円)だ。

奥入瀬渓流を気ままにそぞろ歩くのもいいが、ひと味違った視点で楽しむなら、「カメラ片手に森歩き」がおすすめ(2,500円)。ネイチャーガイドの案内により、ホテルにほど近い奥入瀬の自然を、自らのカメラを携えて探索。プロの自然観察者の視点で植物や生き物をとらえ、写真を撮ってみると、これまで気がつかなかった命の営みに触れることができる。そして、それら自然の表情をデジタルカメラなどで捉える際のコツなども短い時間で知ることができるので、とても有意義なひと時を過ごすことができる。きっと、自分だけの1枚が素晴らしい思い出に彩を添えてくれることだろう。>vol.2 奥入瀬の自然を表現した大暖炉、岡本太郎「森の神話」





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