あなたはどんな色が好き?「彼へのアプローチ方法」が分かる行動心理術

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生活の中には実にいろんな色が溢れています。そんな色には不思議な力が宿っており、ストレスや不安を少なくしたり、力を発揮させてくれたりなど、身体に影響を及ぼすことも少なくありません。

そこで今回は、自分の好みの色から理想像を知り、相手から好かれるためにどういったアプローチをとるべきかを、色彩心理学から導かれる行動論の観点から紹介していきたいと思います。ここで軸となるのは、暖色―寒色、彩度の高―低となります。これら2×2の4つの領域で判断可能となります。

■1.彩度高めの暖色系…明るい赤、オレンジ、パステルイエローなど

彩度の高い暖色系を好む女子は、裏表のない性格であることが多いでしょう。誰とでも交際し、人柄も陽気で外交的と言えます。

しかし、その内面には激しい感情や怒りを隠していることが多く、時に攻撃的になったり自分勝手すぎる一面もあるかもしれません。こうなりたいという自分の理想像が高いタイプであるため、常に向上心をもっています。

そのため、相手にも「もっとこうなってほしい」と期待し、必然的に世話好きなお姉さん的存在になってしまいがち。向上心が高く、励まし上手なあなたは、彼の応援者になってあげるのが一番の近道と言えます。なぜなら、あなたに励まされると彼はモチベーションが高まり、あなたを必要としてくれるからです。

■2.彩度高めの寒色系…水色、黄緑、ライトパープルなど

彩度の高い寒色系を好む女子は、素直で博愛主義的な性格であることが多いでしょう。さっぱりしたさわやかな印象のため、友達付き合いも多いはずです。

しかし、その内面では人間関係や恋愛に不満を抱いている傾向があり、生活面や性格、体格などでコンプレックスが強いタイプが多いと言えます。心のどこかで劣等感を持っているため、ありのままの自分を認めてくれる相手であれば心を開けるはず。

このタイプのあなたは、彼を褒めて自信をつけさせるのが有効です。あなたはコンプレックスが強い分、物事を深く考える思索的な面があります。ですから、相手を客観的に見て、的確に褒めることができるのです。

■3.彩度低めの暖色系…ワインレッド、こげ茶、ベージュなど

彩度の低い暖色系を好む女子は、一見すると温厚な性格で、自己主張も強いほうではありません。しかし、その内面には燃えたぎるほどのエネルギーと自分に対する確固たる自信を秘めています。日頃は表に出しませんが、一度火がつくととても情熱的な人と言えるでしょう。どんなことがあっても最後に笑うのは自分だという信念を持っているので、一緒にいて安心できるタイプと言えます。

しかし、あれこれ指図されるのを嫌うので、このタイプのあなたは、少しペースを落として彼に合わせることが大切です。それだけで、彼のあなたに対する印象は随分変わるはずです。

■4.彩度低めの寒色系…紺、モスグリーン、紫など

彩度の低い寒色系を好む女子は、知的で落ち着いており、人を選んで交際する性格であることが多いでしょう。比較的、今の自分に満足しているため価値観や考え方に自信があり、性格や体格に関する劣等感も少ないと言えるでしょう。内面と外見の食い違いが最も少なく、一貫した人間性であるため、信頼されやすいはず。

しかし、一方でこだわりが強いため、過度に干渉されるのを嫌うようです。このタイプのあなたは、彼と自由で風通しの良い関係を育むのが有効です。ほかの女子にない魅力を持っているので、彼の相談役になったり聞き役になることで、あなたの価値に気が付いてくれるしょう。

■おわりに

色彩の作用は実に不思議なものです。ある意味、色彩について知っていれば色で人を誘導する事も可能なのです。ファッションだけでなく、医療現場などでもその効果は取り入れられています。その時の場所や状況、そして目的に合った色が選べるように色彩を学んでみるのもおもしろいかもしれません。

それぞれの色の働きやどのように人に影響するのかを知っていれば、自分だけでなく、他人も目的の方向へ誘導することができます。 恋愛にも色の力を活用しない手はないということですね。

(脇田尚揮/ハウコレ)