兄が数人以上いる弟は「ゲイ」になりやすい―カナダ研究

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カナダの研究で兄が何人かいる弟はゲイになりやすい事が分かりました。

オンタリオのブロック大学の研究者がホモセクシュアルについての研究を始めて7年前に開始しました。944人のゲイとそうでない男性を分析し、ニューサイエンティストマガジンで、長男のゲイになる確率は3%に対し、四男は6%ゲイになる確率があることを発表しました。

現在研究者たちはそのメカニズムとなる分析をするべく、さらなる研究をしています。

研究者たちによると、母親が男の子を妊娠中に免疫反応ができ、それがその後男の子を妊娠するたびに、その子の性に関係する脳の一部が影響されるのが原因ではないか、ということです。

義理の兄がいる男性も調べて見たところ、関係性はないようだったの、やはり実の兄が何人かいる弟に限って、この兆候があることも分かりました。

また姉妹関しては、妹がレズビアンになるという関係性は全くないこともわかっています。

2006年の研究で、生物学的メカニズムがあることを強く主張していますが、母親の妊娠期間中にどの要因が変化をもたらすかを決める特定のメカニズムの研究はされていません、と研究リーダー、ブロック大学のアンソニー ボガート氏はハフポストで話しています。

今われわれがしようといているのは、その特定のメカニズムを探し出し、証拠を見つけることです。現在、ゲイと異性愛者の男性の母親を研究し、母親の免疫反応があるか研究しています。それはとてもユニークで新しい研究です、とボガート氏は言います。

彼の研究では”育ち”より”生まれ”が、このゲイと深く関わっているのではないかを示しています。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Men with older brothers more likely to be gay: study
http://health.ninemsn.com.au/sex/relationships/8718961/men-with-older-brothers-more-likely-to-be-gay-study