女性上司は会社でやさしいより威張った方が4倍評価が高い!? ミュンヘン工科大研究

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女性の強みと言えば、協調性、やさしさ、社会性なことが挙げられます。しかし、ビジネスの世界、特に人を率いる立場となるとこういった「女性らしさ」はかえってマイナス効果という研究結果もあります。

会社で人の上に立つ人は、実行力があり、支配的で、強くなければならない。こんなステレオタイプは私たちの意識に深く根付いているようです。ミュンヘン工科大学(TUM)が行った研究では、男性指導者もさることながら、特に女性の指導者にこのステレオタイプの特性が求められていることが分かりました。

あるシチュエーションテストで、「威張った」厳しいタイプと「やさしい」陽気なタイプの女性マネージャーの指導者としての適正を判定してもらいました。

すると、「やさしい」タイプの女性は、指導者とて適正を低く評価されたのです。興味深いのは、女性回答者は同姓である「やさしい」タイプの女性指導者に対し、男性より4倍も多く批判的な判定を下したこと。

陽気さ、優しさなどは、指導者としては弱点と見られ、統率力に欠けると判断されることがある、と研究では報告されています。

あなたならどんな評価をしますか?

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。


参考:Fuhrungsqualitaten: Frohlichen Frauen traut man weniger zu
http://www.netdoktor.de/News/Fuehrungsqualitaeten-Froehl-1137830.html