KDDI株式会社は、通信が実現する未来のサッカー観戦を一足先に体験できるイベント「GINZA STADIUM TOUR 2030」を、公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)の協力のもと、KDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」(以下、「GINZA 456」)にて2024年7月26日から開催中。

【写真】360度スクリーンに囲まれた近未来のスタジアム

地下1階 バーチャルスタジアムの展示の様子


■選手を体験的に応援!「GINZA VIRTUAL STADIUM」

本イベントのメインコンテンツ「GINZA VIRTUAL STADIUM」では、2030年に向けて「もしも銀座にサッカースタジアムを建設したら?」をコンセプトに、360度の映像で囲まれたバーチャルスタジアムがGINZA 456の地下1階に構築されている。

地下1階では、オリジナルチーム「FC GINZA 456」の試合映像が壁3面と床1面に映し出され、試合実況が流れる中で臨場感ある没入空間での映像を提供。ボールを中心としてフィールド全体を俯瞰する視点に加え、選手たちと同じフィールドに立っているかのような視点から試合観戦ができる。

【写真】360度スクリーンに囲まれた近未来のスタジアム


選手視点でサッカー観戦をすることができる


また、来場者の応援動作の大きさに応じて、選手への応援の熱量がエフェクトとしてリアルタイムに壁面の映像に映し出される、参加型のインタラクティブな応援体験も提供。選手がプレーするピッチ上に応援が届いていることを視覚的に体感することができる。

手拍子の大きさに合わせてエフェクトが表示される


■先端技術が実現する、2030年のスタジアム観戦

1階では2030年のスタジアム観客席を表現し、未来の観戦体験を支えるKDDIの先端技術に関連した体験を提供。ARやXRなどを活用したスタジアムツアーが行われる。

「選手のデータや戦術を学べるAR試合観戦体験」では、ARグラスを装着してモニターの試合映像を見ると、注目する選手のポジションや身長・体重といった情報が可視化される。ドリブルや枠内シュートの成功率など、リアルタイムの情報も見ることができる。

ARで選手情報が表示される


ARでプレーに関する情報が表示される


「耳でも楽しむことのできる試合観戦体験」では、熱狂の要素であるさまざまな歓声や声援をKDDI総合研究所が開発した立体音響技術で再現することで、KDDIが想像する2030年のサッカー観戦を表現している。

360度から聞こえる歓声や声援を体験することができる


「GINZA 456オリジナルユニフォームのバーチャルフィッティング体験」では、本イベントのオリジナルユニフォームのバーチャルフィッティング体験が可能に。そのほか、アディダスジャパン株式会社の協力のもと、日本代表の歴代ユニフォームも展示している。

バーチャル上でGINZA 456オリジナルユニフォームを着ることができる


日本代表歴代ユニフォームが展示されている


ほかにも、日本代表とコラボレーションした本イベント限定デザインのスタジアムパスを配布。入口付近ではサッカー日本代表選手のロッカールームを模した展示が行われる。

GINZA 456入口で入場者特典のスタジアムパスを配布。全部で3種類


日本代表のロッカールームをイメージした入り口


■2050年の約束の実現に向けて…KDDIとJFAの取り組み

7月24日に行われた先行内覧会では、KDDI株式会社 ブランドコミュニケーション本部 ブランドマネジメント部 部長の坂本伸一さん、そしてJFA パートナー事業部 部長の茂木邦彦さんが登壇。イベント前半には、坂本さんによる「KDDIとJFAの取り組み」についてのプレゼンテーションが行われた。

7月24日には先行内覧会とプレゼンテーション、トークセッションが行われた


KDDIはサッカー日本代表が熱量を持って世界に挑戦し、感動と勇気を届け続けてくれていることにリスペクトの気持ちを持って「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」というKDDI VISION 2030を掲げ、協賛活動を行っている。

そして、2016年の活動開始から現在に至るまで、JFAが掲げる2050年までに「サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1000万人になる」「FIFAワールドカップを日本で開催し、日本代表チームはその大会で優勝チームになる」という2つの約束を達成するために協賛してきた。

また、KDDIはJFAとの共同施策として、SAMURAI BLUE(日本代表)のメタバース空間からの応援や、能登で被災した子ども70人を千葉県JFA夢フィールドに招待して日本代表と交流を図る「能登半島地震復興支援プロジェクト」の実施、小学校の体育にサッカーを簡単に取り入れやすいオンライン授業動画を提供する「小学校体育サポート JFA KDDI DREAM KIDS PROJECT」なども行っている。

プレゼンテーションを行うKDDI株式会社 ブランドコミュニケーション本部 ブランドマネジメント部 部長の坂本伸一さん


プレゼンテーションの最後に、坂本さんは今回の「GINZA STADIUM TOUR 2030」の開催について「イベントを通して、未来のサッカー観戦に対する皆さまのお声を頂戴したいです。この体験はKDDIの社員が想像を膨らませて体験に落とし込みました。次は、参加者の皆さまが想像する未来のサッカー観戦からインスピレーションを受けて、新たなアイデアの立案や施策の実行に取り込んでいきたいです」と締め括った。

[HEAD]デジタル技術の力を駆使して日本代表を応援![/HEAD]

後半のトークセッションでは、坂本さんとJFAの茂木さんが新ユニフォームを着て登場。今回のイベントやこれまでの両者の取り組み、今後の期待やビジョンについて話し合った。

坂本さんは「今回のイベント開催において、ロッカールームの再現や日本代表のユニフォームの貸し出し、スタジアムパスの配布など、できる限り皆さまのサッカーの世界に引き込めるよう、さまざまな面でJFAさんの知見を活かさせていただきました。今後もKDDIの強みを活かしてサッカーの魅力を届け続けていき、さらに技術を磨いて『KDDI VISION 2030』や『JFAの約束2050』の達成を目指したいです」と話した。

今回のイベントについて話す坂本さん


茂木さんは「銀座のど真ん中に素晴らしい施設を作っていただきとてもうれしいです。私たちだけでは実現できないことを、KDDIさんはデジタルの力で形にしてくれています。KDDIさんとの共同施策があれば『JFAの約束2050』の2つをいち早く達成することができると感じているので、今後も一緒にさまざまな活動を行っていきたいです。そして、今回のイベントではぜひたくさんの方に臨場感あふれるサッカー体験をしていただきたい」とコメントした。

JFA パートナー事業部 部長の茂木邦彦さん


トークセッションの最後に、茂木さんは7月26日から始まったパリオリンピックでの日本代表の活躍に期待を示した。

「サッカー日本代表は男女ともに非常にいい雰囲気で旅立っていったので、本当に頑張ってくれると思います。そして、パラリンピックにはブラインドサッカーの男子日本代表が出場するので、ぜひこちらも応援していただきたいです。また、FIFAワールドカップ26アジア最終予選が9月から始まります。決して楽な戦いではないが必ず出場権を勝ち取ってくれると思うので、ぜひ応援をよろしくお願いします!」

トークセッションの様子


「GINZA STADIUM TOUR 2030」はサッカーに興味関心がある人だけでなく、サッカーのプレイや観戦未経験の人も体感的に楽しむことができるイベント。ぜひ、銀座に立ち寄った際には訪れて2030年のスタジアムを体験してみよう。